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「切り絵で世界旅」シベリウス公園(ヘルシンキ/フィンランド)第二の国歌として愛されている『フィンランディア』
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シベリウス公園は、フィンランドを代表する作曲家シベリウスの業績を記念して造られたものだ。緑豊かな園内には様々な植物や花が植えられているが、最大の見どころは公園中心部にあるシベリウスの顔とパイプオルガンのモニュメントである。公園のシンボルとも言えるモニュメントを背景にして記念撮影を行うスポットとしても人気がある。
シベリウスは,ドイツやロシアなどの作曲家から大きな影響を受けながらも、フィンランドの伝統や自然に根ざした作品の創作に力を注いだ人物であり、代表曲『フィンランディア』は、国の危機に陥っていたフィンランドの国民を奮い立たせた。その愛国心を恐れて当時の帝政ロシア政府が『フィンランディア』を演奏することを禁止したほどであり、現在でもフィンランドの第二の国歌として愛されている。
これほど偉大な作曲家だから、名前を冠したシベリウス公園があってもおかしくない。それに苦虫を噛み潰したような表情も切り絵には格好の材料だった。