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薬屋のひとりごとネタバレなしで良さだけを解説!

皆さん、薬屋のひとりごとは知っていますか?
読んだことないよって方おすすめです!
『薬屋のひとりごと』は日向夏による日本のライトノベルで、シリーズは原作の小説や漫画として展開されています。物語は、中国風の架空の世界を舞台に、毒薬や薬学に関する知識を持つ女性主人公が活躍する推理ファンタジーになっています。


評価

ライトノベル研究を行う山口直彦は猫猫をはじめ個性の強い人物が多く登場しており、加えて街並みの背景描写や作中び出てくる薬草の知識もかなりこまかいことから線密な下調べのもとで執筆されていることがうかがえると評している。
少女小説研究を行う嵯峨景子は読みやすさとは裏腹に極めて計算の元に物語が展開されており、その中でも区切りとなる第4巻は物語開始から猫猫が解決してきた謎の全てが繋がって驚きの展開となることから「シリーズ屈指のドラマチックさと面白さを誇ると評している。

受賞・ランキング

・アニメ!アニメ!が実施した「アニメ化してほしいライトノベル・小説は?」と題した読者アンケートでは2019年上半期・下半期で連続1位を獲得

・「アニメ化してほしいマンガランキング」では2019年から3年連続トップ10入りを果たしている

・「次にくるマンガ大賞2019年」コミックス部門第1位

・「第15回全国書店員が選んだおすすめコミック」第5位

・「BOOK☆WALKER大賞2020」ではスクウェア・エニックス版の漫画が準大賞を獲得

・「ピッコマAWARD 2024」では原作小説がラノベ部門で、スクウェア・エニックス版の漫画がマンガ部門でそれぞれ受賞

あらすじ

物語の主人公は、猫猫(マオマオ)という名の若い女性。彼女は、幼い頃から薬学に長けており、特に毒に関する知識が豊富な「薬屋」として知られています。しかし、彼女の過去は謎めいており、貴族社会における複雑な人間関係に巻き込まれていきます。
ある日、猫猫は、謎の薬草を調べるために、皇帝の後宮で働くことになります。後宮は、皇帝の妃たちが住む場所であり、そこでは政争や陰謀、毒殺などが渦巻いています。猫猫は、薬学の知識を駆使して、後宮内で発生する様々な事件を解決していくことになります。
シリーズを通して、猫猫は次々と難解な事件に立ち向かうことになりますが、彼女の最も大きな特徴は、毒薬や薬草に関する知識を使って事件を解決する方法です。彼女の冷静で理性的な性格、時に皮肉交じりなひとりごとが特徴的で、物語にユーモアを加えます。
また、猫猫は、その鋭い洞察力で他の人たちと協力しながら事件を解決していく一方で、後宮内での権力争いにも巻き込まれ、次第自らの立場を確率していきます。

特徴

『薬屋のひとりごと』は、ファンタジー要素と推理要素が融合した作品で、特に「毒」をテーマにした謎解きが多く含まれています。また、猫猫のユーモラスななひとりごとや、後宮のドロドロした人間関係を描くことで、読者に楽しさと緊張感を提供します。
物語はシリアスな面とユーモアを交えながら進行し、猫猫の成長や人間関係の変化にも焦点が当てられています。
全体として、医薬や毒薬をテーマにした推理と、後宮を舞台にしたサスペンスが魅力的な作品です。

感想

原作小説があったことに私は最初驚きました。原作小説から漫画、そして2023年10月からアニメ化されていることに「薬屋のひとりごと」は多くの人から支持されてきた作品なんだと思いました。正直漫画がアニメ化する流れはよくあると思います。でも小説が漫画化してアニメ化する流れはあまり聞きません。「薬屋のひとりごと」を知ったきっかけはアニメでした。2期が決定したのは知っていましたが、1期を見終わって、2期の2025年1月まで待てるはずもなく漫画で続きを読み出しました。8巻から読み出して18話まで釘付けになって読みました。19巻が気になって仕方がありません。実際アニメだからわかりやすいのかと思いきや、漫画でも十分わかりやすかったです。また、ただの謎解きのストーリーだけでなく、展開の興味深さなどについつい先の展開が気になってしまう内容です。記事の最初で取り上げた受賞・ランキングは納得です。また、漫画を読むまでマオマオを猫猫と書くことを知りませんでした。猫猫という漢字がキャラクターにとても合っていて感動しました。

皆さんもぜひこれを機に「薬屋のひとりごと」を読んでみてはいかがでしょうか?

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