戦略参謀の仕事~プロフェッショナル人材になる79のアドバイス~書籍レビュー
長年積み本になっていた本をレビューしながら、アウトプットしていき今後に少しでも活かしていこうと思いキーボードを叩いております。
同じような境遇の方や、読もうと思ってる方がいらっしゃいましたら参考にしていただけると幸いです。
今回読んだ本はこちらです
感想
同世代に比べて本は読んでいる方だと自負しているので、1日ぐらいで読めるかなと思っていたのですが、意外と2〜3日ほどかかるぐらいボリューミーで内容は濃厚でした。
どんな人向けの本かと聞かれると、「サラリーマンとして成り上がり将来は自分のビジネスを持ちたいと思っている人」向けの本になる。
率直な感想としては、企業内で参謀としての立ち回り方をレクチャーしながらビジネスにおいてPDCAをどのように回したらいいのかなどをわかりやすく解説している本なので、今からビジネスを起こす自分には読んでよかったなと思える本でした。
参考になったポイント
以下は参考になりそうなポイントを引用しつつ考察のように思ったことや考えたことと共にお届けいたします。
なぜ日本企業は、「和」を重視するのか
昔からの疑問であったことの一つに『なぜ日本人は協調する事にばっかり注目がいき、いわゆる出る釘は打たれる状態になってしまうのか』ということがあった。
長年の疑問の答えの一因となることが知れた。
答えは日本の歴史の飛鳥時代に聖徳太子が制定した「17条の憲法」の第一条にあった。
「和を持って貴しと為す」
聖徳太子は議論を通して課題を解決させようとするのが日本人の性格に合っていることを見抜き、憲法の1つにしたのだろう
組織の情報はナンバー2に集まるもの
これから自分はナンバー2になる予定なので、トップの方と議論する時間は意識して設けたいと思いました。
マーケティングにおいて最も重要な能力とは
最近たくさんのマーケティングに関する本を読んできていまだに疑問だった点をたった一文で示してくれた。
この一文ではどこまで売る相手を細かくプロファイリングすることができるかが重要だと自分は解釈した。
細かくプロファイリングすることができると、狙いとしている市場や顧客への適切なアプローチ、マーケティング戦略が取りやすいというわけだ。
考えてみれば確かにその通りなのだが、全くマーケティングに関わったことがない人間からすると目から鱗であった。
まだまだ、たくさん参考になったポイントはあったのだが、かき切ろうと思うと途方もない数になるので、残りはこれを読んでいる人に譲りたいと思う。
これからの行動に活かせそうなポイント
この書籍では後半は組織でのPDCAの回し方について詳しく書かれている。
新社会人での研修などで聞くことが多いPDCAだが実際に企業内でどのようにして浸透させていくかなどもわかりやすく書かれている。
これからは個人的にもPDCAを意識しながら組織を作成する際は健全的にPDCAが回るように組織を構築していきたいと強く意識するようになった。
まとめ
個人的には仕事をする際には隣に置いておきたい1冊
これからトップの右腕的なポジションにつく方、つきたいと思っている方、これから起業して組織を運営していく方には読むことをオススメする
PDCAとは何か、回したいと思っているんだけど具体的な方法を知りたい人にもオススメ