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受験と周囲の比較
受験生へ。
以下に受験や今までの経験を通して教えられることをまとめます。時間に余裕があるときに気分転換として下の曲を聴きながら読んでね。
受験と書くだけでなんか胃がキリキリしてくるのは俺だけであろうか。
それほど勉強が嫌いであったし、受験や英検のようなプレッシャーのかかる試験のようなものが嫌いであった。(別に今も変わらんが)
今思うと、「自分なんかが良い結果出せるわけがない」と考えてあきらめて真剣に取り組むことができなかったからだと思う。
人と比較することは良いこともあるが、「比較すること」だけを意識しすぎると、ネガティブにとらえやすくなるし、その人の良さがななくなってしまうのではないかと思う。
以前のnoteでも話したが、俺は高校受験の集団塾がとんっっっでもなく嫌いであった。理由は模試の結果を毎回張り出してクラス分けをされるから。
模試があるたびに、「どうせ今回も点数低くて怒られるんだろうな」と暗い気持ちになり、勉強を頑張ろうと思う気力がなくなるどころか、毎日のように胃がキリキリして死のうかなと思っていた時期もあった。
そうやって小・中・高校は、家でも(塾でも)学校でも、比較したくないのに比較させられて苦しんだ。受験も1日10時間自習室にこもって毎日していたのに自分の思った通り行かなかった。その結果こう思った。
「勉強は才能であり、自分にはその才能がないのだ」と。
大学に入ったある日ふと、「なんでこんなに比較されて苦しまなくてはいけないんだ」と疑問に思った。それで気が付いた。
「周りに比較されてきたことも多かったけど、一番周りを気にして生きてきたのは自分自身ではないか」と。
そこからなるべく「比較はポジティブなことのみ用いること」と「人と比較しなくてもいいような、自分の得意なジャンルを見つけること」を意識するようにした。
特に後者において、これは大学生という自由な時間が増えて、勉強でのみ比較されていた、たった一つの軸を抜け出したから、気が付けたことである。
これからの人生を生き抜くには、勉強という無数にある軸のたった一つで人と勝負していても仕方がない。それよりもたくさんの経験をしてどこが自分の能力や強みを生かせる軸なのかを探すしかないのだと。
急展開して受験とつなげるのだが、
受験でうまくいっても、いかなくても、たったその一回しかない受験によってあなたの考え方や生き方は絶対に変わることがない。
さらにもう一個だけアドバイス。
余裕がないのはあなただけではない。受験を受けている受験生全員。
緊張しているのは間違ったことではないし、これまで必死に勉強してきた何よりの証拠。
だから「緊張を決してなくそうとしない」で「緊張しているってことは頑張ってきた証じゃん。嬉し」って思いながら深呼吸してみな。
冗談抜きにここから先の人生で受験の時より緊張する機会は一度もない。(多分)
「人生で1回しかない緊張とか震えを経験できてるのすっげえ」って無理にでも思うと気分が楽になるかも。
だからできるだけ気負いすぎずに「自分の出来る限りを挑んでやる、かかってこいや」くらいのテンションで取り組んでおいで。
応援しています。