Grazie Capitano
こんにちは。GMOペパボ株式会社 HR統括部 リクルーティングチーム所属のとっぴです。
この記事はGMOペパボのAdvent Calendar 「Thank you my idols」に寄せて投稿しています。
時は遡りますが、イタリアサッカー一部リーグセリエA19-20シーズンのユヴェントス対ローマ戦で、実況北川義隆さんの"idolo"ことジャンルカ・ロッキ主審が引退しました。この時私は「アイドルって言葉は世にいう異性の音楽歌手とかのことだけじゃないんだなー」と思いました。
と、いうことで半ばこじつけですが、私の"Idolo"について語っていきたいと思います。
発見
2001年
学校に行こうかと思っているとテレビにはピッチに人が流れ込んでいるスタジアムの様子が飛び込んできました。イタリアのサッカーチーム「ASローマ」が19年ぶりの優勝に沸いたスタディオ・オリンピコの様子でした。
当時、地元のスポーツ少年団に入ってサッカー小僧と化していた私はまだ海外サッカーのことを知りませんでした。「中田が所属してるチームなんだー」ぐらいにしか思いませんでしたが、どうやらチームのエースはフランチェスコ・トッティという選手らしい。若くしてイタリア代表に選出されていて、攻撃的ポジションで何でもできてイケメン。さらにローマ生まれローマユース出身のクラブ一筋、いわゆる「バンディエラ」という男気溢れた選手らしいことが分かりました。推すしかなくねえか?
機会
幸いにも実家は海外サッカーが見れる環境にあり、以降夜な夜なサッカー観戦をするようになりました。当時のイタリアリーグ「セリエA」は世界最高峰と呼ばれており、ユヴェントスにはデル・ピエロ、ネドヴェド、トレゼゲ、ブッフォンが、ACミランにはシェフチェンコ、ルイ・コスタ、セードルフ、マルディーニ、インテルにはロナウド、レコバ、ビエリ、サネッティなどの今はどこかのクラブで監督やアンバサダーを務めるようなスターが勢揃いしていました。
私が本格的に追いかけ始めた2001-2002シーズン、ローマは2位に終わり連覇を逃してしまいました。しかし、トッティが見せるダイレクトパスや強烈なシュート、試合の中で見せるキャプテンシーに惹かれ、いつの間にか試合は必ずチェックし、先週入場前に流れる「Roma,Roma,Roma」をYoutubeで見まくっていたりサッカーゲームでローマしか使わなかった結果、母親が選手名を覚え、応援歌も歌えるようになっていました。
遭遇
そんなこんなで2002年に日韓ワールドカップが開催されました。なんと私の地元宮城県仙台市はイタリア代表のキャンプ地に選ばれ、さらに運の良いことに練習試合の見学に当選し、間近でスター軍団イタリアが躍動する姿を見ることができました。
大会はモレノ主審の大誤審などもあり、ベスト16で終わってしまいました。ゴールデンゴールを決められた瞬間テレビ消したのを覚えています。
引退
それから14年ほど、ローマとトッティを追い続けました。2009-2010シーズン、1位と2位の直接対決であるローマ対インテルの試合結果を合宿先の波崎で朝一に確認したことを今でも覚えています。勝っとるやんけ!首位や!(結局2位陥落しました)
2017年5月26日、トッティは半ばチームを追いやられる形で引退となりました。引退となると記念グッズがたくさん出るのですが、いくらつぎ込んだか覚えていません。10万は超えてたと思います。
対面
さて、なんでこんな云年前の話を長々としているかというと…なんと今年トッティと会うことができました!(10万円と引き換えに)
人というのは贅沢なもので、引退した今だからこそこうやって会える機会があるのに「現役バリバリの頃に会ってみたかったな…!」と思いました。
まとめ
金は惜しむな(は?)
以上
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