突発性難聴 ~DAY4-2 入院のススメ~

前回のエントリーが長くなってしまったので、
Part2にしました。

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そんなこんなで、検査が終わって診察へ。
こちらでも席に座るなり(いや、耳くらいは見たかも)突発性難聴ですね、と。

いまだに聴力検査のグラフがよくわかっていないのですが、左耳は0の辺りをうろうろ(おそらく一般的な聴力)、右耳はとくに左側のほうが、
70dbとか100dbとかの方までへこんでました。

そして先生からの一言。
「入院しますか?投薬しますか?」

「え。」
「入院?」
「何日くらいですか?」

「多分一週間くらいでしょう。」

まさかの、入院の一言にテンパりだす私。
普通に仕事してて、子供がいますから!
仕事は?お迎えは?旦那は?家のことは?
プチパニック。そして(なぜか)ささやかな抵抗。

「入院しないとまずいですか?」おいおい。

今となっては、あの時入院を薦めて下さって、
本当に感謝です。

先生の話を纏めると、
・入院したからといって必ず治る訳ではない
・投薬、入院、どちらも治る可能性もあるし、
治らない可能性もある
・万が一投薬で治らなかったときに、
「やっぱりあの時入院しておけばよかったんじゃないか」という人が一定数いる

先生たちも、明確な治療法がないので、
患者の判断に委ねるしかないみたいですね。

夫に連絡し、お迎えや家の事はどうにかするから、入院したほうがいい、と。
近くに住む母親に電話すると、
今日のお迎えはいくから、入院しなさい、と。

家族の理解もあり、入院の判断となりました。

家族はどうにかなることが決まったのですが
次の心配は仕事。
営業をやっているので、
入院する前に一回家に帰って、
2、3時間くらい引き継ぎ資料作ったり、
あれとあれだけ片付けとかないとなーなんて
淡い期待を抱いてました。

そんなこんなで入院の手続きを待っていたのですが、耳鼻科にかかった病院は常勤の耳鼻科の先生がおらず、入院できる近隣の病院を探してもらう必要があったのです。

しかし、この日は台風。
どこも先生たちが出勤できておらず、
看護師さんたちだけで判断できない、ということで
しばらく待ちました。
看護師さんたちはとっても丁寧で逐一状況を教えてくれたので、メールで引き継ぎ資料をまとめたり、
朝から何も食べていなかったので、
売店でかったマフィンを食べなから待つこと、
おそらく1時間くらい。

看護師さんが、
「もともと考えていた病院から連絡が全くないので、先生が直接●●病院に連絡をつけた。一刻を争うので、今から一時間以内に行けるか」
※●●病院は近隣ではかなり大きな総合病院。子供や、義両親なども手術など大きな治療でお世話になっていたので、とても信頼しており、
ありがたかったです。

しかし、あわよくば数時間仕事をしようと思っていた私。
「一回家に帰っていいですか?」

看護師さん
「このまま向かって下さい。先生も午後の予定とかあるみたいで、いまくるなら受け入れてくれると言ってる。」

もう、ここで仕事やらなにやらは観念。
「今すぐ行きます。」
と入院へまっしぐらを決意。
※看護師さんたちが厳しく聞こえるかもしれませんが、実際はとても丁寧に、優しく、諭すように説明してくれました。

あ、これはやばいのかも、と初めてここで思ったんです。
それはなぜか。

看護師さん
「お会計早く出してもらうように、先に言って伝えて来るからゆっくり歩いてきて」
とダッシュ(と言っても病院なので、早足くらい)でお会計にいってくださったのです。

結局のところ、受け入れ先の先生の都合なのか、
私の病状の進行具合なのかはわかりませんでしたが、明らかにいつもと違うテンポ、トーンで進んでいく病院での様子にやっと私も

やばいのかも、、、

と危機感発動。
落ち込むわけではなかったのですが。

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