てらじたかし

広告制作のディレクターを経て、現在はとある会社で新規事業やってます。将来の目標は、海水から食料をつくること。

てらじたかし

広告制作のディレクターを経て、現在はとある会社で新規事業やってます。将来の目標は、海水から食料をつくること。

最近の記事

観光人材プラットフォーム「Hopeful Okinawa」その後

7月頃の記事で書いた、観光業の課題を解決するべくスタートしたHopeful Okinawaのその後について。 10月には新卒向けに実施していた5社合同のインターンシップを無事終えました。各メディアでも取り上げていただき、活動も少しずつ広がってきています。 引き続き参画していただいている企業はこちらの5社。参画というより主導いただいているというのが正しい。 今後について もともと活動の目的を「観光業における事業・価値創出人材の育成」とし、「新しく観光業を志す人たちに向け

    • 沖縄県内25卒採用市場の振り返り

      毎月サービス利用者にアンケートを実施しているので、その内容をもとに25卒採用市場についての考察をまとめておきます。 ※去年書いた内容はこちらです。これよりもさらに具体的に記載しています。 選考に繋がらない母集団 昨年に続いて年間を通しての振り返りを共有。昨年は各企業の人事から「就活生はどこにいるのか」という声があったと記載していますが、今年は『合説など大型のイベントで接触した学生が自社説明会等の自社主催コンテンツに繋がりづらい』『エントリー数・説明会参加者数の減少(新規

      ¥2,000
      • 観光業の課題解決プラットフォーム「Hopeful Okinawa」について

        先日プレスリリースも出しましたが、現在沖縄県内のホテル5社が連携し、改めて観光業、ホテル業の採用や、中核人材育成における課題を解決するHopeful Okinawaという活動に関わっています。 はじまり Hopeful OKinawaに関わらせてもらうようになったのは1年ほど前から。長らく企業の採用支援をしている立場ですが、新卒の学生だけをみても年々観光業を志す人口が減っているという実感値もあれば(毎年実施している就活状況調査のデータを見ても)、専門学校の観光コースが閉鎖

        • 朝からデスクに張り付いて特に意識せず仕事して1日終わると大体歩数は2200歩から2700歩程度。結構意識しないと1日5000歩ですら厳しい。

          25卒の採用市場の話と、Hopefulのことを書く。今週末で・・・

          25卒の採用市場の話と、Hopefulのことを書く。今週末で・・・

          沖縄県内の24卒採用市場で起こったこと

          沖縄県内で新卒採用支援をやっているが、今年(24卒採用市場)はかなり特殊な1年だった(まだ継続中ではある)。なので現状把握できている情報から簡単な考察をする。これから始まる25卒でも、24卒同様のことが起こる可能性もゼロではないので、あくまで予測も含めた対策もちょっと記載しておく。 就活生はどこへ行った? 例年就活のピークとなるのは「情報解禁」とされる3月。就活生が3年生から4年生へと移行するちょうどそのタイミング。リクナビやマイナビといったメガサイトがオープンし、3月1

          沖縄県内の24卒採用市場で起こったこと

          上間喜壽 独演会 辺境/FRONTIER 沖縄陰陽の感想

          4/22に開催された上間さんの独演会に参加してきました。2022年の9月にも那覇で開催されていたので観に行きましたが、今回も参加したので今のところ皆勤賞。 毎回参加してる理由というか、僕が思う辺境という独演会の面白いところは、政治的なイシュー抜きで「沖縄」について、参加者全員が共通認識をもてる機会であることだと思っています。沖縄の現在地点を知れるというか。僕が周囲には「どんなイベントなの?」と聞かれれば、そう話しています。 内容は三部構成。第一部「陽」では、沖縄の成り立ちか

          上間喜壽 独演会 辺境/FRONTIER 沖縄陰陽の感想

          “ブランディング”って、まんま“戦略”

          0→1で事業を推し進めてきた約8年。僕がやっていることはカッコいいスタートアップなどではなく、よく言えば地域に根差したいわゆるスモールビジネスで、ほんと地道に8年かけて少しずつ売上を増やし、5人は雇えるほどの規模になり、いろんな人の後押しもあって、県からの表彰をもらったり。この辺り詳しい話は“事業立ち上げからの約8年。(2020年12月30日追記)”に書いてあります。 うまくいってるかと言われれば、もちろん課題もたくさんある。それでも8年間継続的に事業拡大してきた中で、事業

          “ブランディング”って、まんま“戦略”

          事業立ち上げからの約8年。(2020年12月30日追記)

          今年でTopothesia開業から7年目。準備期間を含めると8年くらい経ちました。たくさんの支援をいただく中で、今年は令和元年度沖縄県産業・雇用拡大県民運動(みんなでグッジョブ運動)推進功労者として県から表彰していただきました。学生が思いつきで始めたただのコワーキングスペースの立ち上がりからこれまでの約7年について。収益化できてるコワーキングって結構稀なんじゃねとは思いますが、自分語りで5000文字超なんで読むのはおススメはしません。 ●2011年〜2012年くらいの話 僕

          事業立ち上げからの約8年。(2020年12月30日追記)

          #PRAY for SHURIJO について

           2019年10月31日未明。沖縄の象徴的な建造物である首里城が、火災により全焼。首里の丘の上に在り続けた首里城が突如なくなったという喪失感から、県内外問わず多くの人々が悲しむ出来事となりました。明日も当然のようにあると思っていたものが一瞬にして消えてしまったことに、私たちも愕然としました。  しかし、首里城に対する喪失感の中にこそ、私たちが大事にしている想いや文化があるのではないか、とも思いました。私たちは今回の首里城火災を機にあらためて沖縄のアイデンティティを見つめ直し、

          #PRAY for SHURIJO について

          問題と課題

          事業統括とかやってると、事業を推進する上で課題の洗い出しと、それに対しての施策をどうするのみたいな会話がよく発生する。だからなのか、部下が議論している内容で、「課題」と「問題」を混同しているケースをよくみる。 そもそも仕事における「課題」と「問題」の違いは何なの?という疑問を部下にぶつけられたので、備忘録も兼ねてちょっと書いておこうと思う。 僕の上司はもともとリクルートの凄腕営業マンだった。その上司から「課題」と「問題」はこう違うと教えてもらったのが上の図。現状起きている