見出し画像

成果がでるビル管の勉強法


はじめまして、とぽです。


建築物衛生環境管理技術者(通称:ビル管)の試験を
3回目で合格
できました。
この記事では、ビル管を3年受けて分かった
1年目2年目の間違っていた勉強法と
3年目で気づいた、ぼくなりの
勉強法を共有したいと思います。

先に結論から書くと
ビル管攻略のカギは「習慣化」です。

習慣化できたことで、
3年目は4か月の勉強期間でした。
勉強嫌いのぼくが、
どのように勉強を習慣化できたのか?
モチベーションを維持する方法は?
これらを具体的に書いていきます。

詳しく話す前に、簡単に自己紹介をさせてください。

現在、38歳で都内のビルの清掃責仼者をしています。
設備経験なし、清掃歴10年の私ですが
清掃の資格である、ビルクリーニング技能士よりも先に
建築物環境衛生管理技術者の資格を取りました。

理由は、会社の資格手当の金額が高く給料アップが目的です。
詳しくはこちらの動画で話しています。



しかし、いざ勉強しようとしても
学校でも真面目に勉強しなかった私にとって
ビル管の勉強は、かなり厳しかったです…

また、仕事をしながら勉強することは
学生時代よりも、時間も体力もなく
肉体的にも精神的にも辛い状態でした。

「勉強する時間がない…」
「疲れたから今日は勉強できない…」

「休みの日にまとめて勉強しよう…」

いろいろと理由をつけて後回しにした結果
思うように勉強がうまくいきませんでした。


1年目と2年目のぼくの間違っていた勉強法を見ていきます。
まず、1年目の勉強方法は

画像1


参考書と過去問集を講入して
参考書を理解してから、過去問を解く
という、ビル管をはじめて受験する方が
やってしまう勉強方法てす。
「資格の勉強はこうやるんでしょ?」
と勘違いしていました。


失敗の理由①
ビル管の知識が0(ゼロ)のぼくには
参考書を理解することに時間がかかった。

失敗の理由②
参考書の理解に時間がかかったため
過去問が3年分しか解けなかった。
しかも1周のみ…

勉強期間は2か月ほどで
その結果、試験は180問中97問の正解数で不合格です。

試験に落ちた時、すごく落ち込みました…が
今考えると、当たり前の結果ですね。

自分的には、勉強を頑張ったつもりでしたが
全然点数が届かなかったことにショックを受けて、
立ち直るのに、2ヶ月かかりました…


合格ラインに全然届かないので、
普通はビル管に挑戦することを
諦めてしまうところですが

せつかく暗記したし、このまま終わるのはもったいない
と貧乏根性丸出しで、ぼくは諦めきれませんでした。

そして半年以上が経過し
2年目の挑戦がスタートしました。
勉強方法が、どう変化したかというと

画像2


暗記をメインにしました。
一年目の反省ポイントで
「暗記ができていないから問題が解けない」と
ぼくは思いこみましたが、これは大きな間違いです。

失敗の理由①
参考書を暗記する時間を多くした。

失敗の理由②
過去問も10年分を1周しか解けていない。

勉強期間は、3か月ほどで
その結果、180問中115問で不合格です。
あと2問正解すれば合格でした…
悔しくて泣きました。


あと少しの壁が超えられない…
どの勉強法が正解なのかわからない…

心が回復するまで、半年かかりました。
こんなに勉強したのに合格できないのなら
もう諦めようと思いましたが…

「やっぱり、せっかく覚えたことを手放すのはもったいない!」
「あと2問で合格するなら、3年目はいける!」
と強く思いました。
ネバーギブアップ!


しかし、
「どうやって勉強すれはいいか分からない…」
「同じ勉強をしても成果が出ないかも…」
ぼくの頭の中は、不安でいっぱいでした。



不安を解消するために
ビル管に合格した先輩たちに
アドバイスを聞いてみたら
全員口をそろえて言います。

画像3

「過去問だけやっとけば大丈夫」


これを聞いて、ぼくは

「そんな都合よく合格できるのか?
勉強できる人がそう言っているだけではないのか?」

そう思い、過去問をほどほどに解き
参考書の内容を暗記しようとしていました。


しかし先輩方の言葉には本質が隠れていることに気づきました。

過去問をただ解くだけでは合格できません。
参考書の暗記をただ積み重ねるだけでも合格できません。

先輩方の言葉に隠れている言葉は

過去問を暗記し、勉強を習慣化するだけで大丈夫

この言葉の本質は
過去問を全部覚えたら合格する」です。

気付いた時に「そりゃあね…」と思いました。
世の中の資格試験って全部これですよね。

しかし、ぼくの場合
「丸暗記が超苦手なタイプ」で
過去問を丸暗記なんて、
到底できそうもない。

過去問×暗記=合格

じゃあ、自分ができることってなんだ…?
そう考えはじめて、


絶対に合格するための勉強習慣と勉強プランの見直しをしました。

それが次のことです。

①合格ラインと勉強法を確認する
②勉強を毎日続けるための工夫をする
③大量の暗記をするための工夫をする

これらのことを、解説します。


合格ラインを確認する


3年目の勉強の際、
もう一度、合格ラインを確認しました。

ビル管の合格基準は
1科目40%以上の正解数
全体の65%以上の正解数
この2つをクリアしないと合格できません。

「1科目40%以上の正解数」は比較的簡単で、
1年目のぼくも、クリアできました。
しかし、もう一つの
全体の65%以上の正解数
これが大きな壁になります。

まずは「1科目40%以上の正解数」を
具体的に数字で見ましょう。

建築物行政概論 20問中、8問
建築物の環境衛生 25問中、10問
空気環境の調整 45問中、18問
建築物の構造概論 15問中、6問
給水及び排水の管理 35問中、14問
清掃 25問中、10問
ねずみ昆虫等の防除 15問中、6問
合計:180問中、72問

正解数だけを見たとき、比較的クリアできそうです。
一番問題が多い空気環境の調整でも
27問間違っても大丈夫です。

しかし、もう一つの条件「全体の65%以上」ですが、
仮に各科目を65%以上正解した場合の正解数を見ると…

建築物行政概論→20問中、13問
建築物の環境衛生→25問中、16問
空気環境の調整→45問中、29問
建築物の構造概論→15問中、10問
給水及び排水の管理→35問中、23問
清掃→25問中、16問
ねずみ昆虫等の防除→15問中、10問
合計:180問中、117問

さっきと違って、問題数の少ない構造概論や
ねずみ昆虫等の防除でも、間違っていいのが5問となり、
ハードルがグッと上がってしまいました…

実はこれが、合格を目指す最低ラインです。

ひとまずは、この正解数を超えるように勉強しなければいけません。

次に、正解数から最優先で勉強する科目が見えてきます。
それは、問題数が少ない科目です。

最優先:建築物構造概論、ねずみ昆虫等の防除(15問出題)
優先:建築物行政概論(20問出題)
普通のペース:建築物の環境衛生、清掃(25問出題)
じっくり勉強:給水及び排水の管理、空気環境の調整(45問、35問出題)

問題の数が少ない科目は、試験で足切りの対象になる可能性が非常に高いです。
※足切りとは、合格基準を越えさせないために難易度が高い問題を出題する

最優先で勉強する、出題数が少ない科目は
全問正解を目指すのが攻略のポイントです。

「は?全問正解は無理じゃね?」
と思いますよね。
しかし、全問正解を目指さないと
本番では正解数を稼ぐことはできません。

なぜ正解数を稼げないのか?
それは、過去に一度も出題されていない

見たことのない、新しい問題
が必ず出題されるからです。

ビル管の問題で、
近年、同じ問題が出たことはありません。

ここ最近では、全く新しい雰囲気の
問題が増えてきているので
そんな見たことのない問題も
視野に入れつつ
具体的な勉強時間や勉強方法をお教えします。




ビル管の勉強法

画像4


これが過去問×暗記=合格の正体です。

1年目と2年目の失敗は
インプット7割、アウトプット3割になっていました。
暗記ばっかりやって、過去問を解かなかった…


しかし、合格するビル管の勉強法は逆です。

インブット3割、アウトブット7割」

3割をビル管の暗記、残りの7割を過去問を解く時間にする
これを意識して勉強します。

そして、もう1つ。

「ビル管は、英語だ!」

ある日そう思ったら、
すべてのつじつまが合いました。

書いていることが理解できない→英語もABCから始まる
暗記が多い→たくさんの英単語を覚える
繰り返し勉強する→繰り返して日常で話せるようになる

「いや、英語はちょっと…」
そう思うかもしれません。
英語のゴールは、
コミュニケーションがとれて
会話ができるようになることです。

しかし、ビル管のゴールは
建物環境衛生管理技術者のスペシャリスト
になるわけではなく、試験に合格することです。

つまり「ビル管全てをマスターする必要はない」

英語の勉強は長く続ける必要があるが
ビル管の勉強は、英語と同じような勉強感覚で
そこそこの勉強をするだけで、合格できる。
そう確信しました。

180問全てを正解する必要はなく
合格に必要な117点以上を正解すれば
それで良い

そのための勉強をしましょう。


ビル管に触れる回数を増やせは合格が近づく

さて、ビル管の暗記と過去問をやっていきますが
英語と同しように、単語を暗記して、
文法を理解して長文が解けるようになったところで
英語を皆段から話せるようにはなりません。

会話ができないことは、日本の教育が証明しています。
それと同じで、ビル管の内容を理解して、
過去問が解けるようになっただけでは
ビル管には合格できません。

え?それはだめなの?と思った方
先ほども書きましたが
ビル管は同じ問題がでません。
過去問で似たような問題は出題されますが
全く同じ問題はありません。

つまり、過去問が9割解けて全て暗記したからといって
合格するかは未知数です。

過去問を解く=過去問の暗記
それにプラスして、
問題を解くための暗記をしていきます。

過去問はあくまでも、解くというよりも
暗記のための情報として
インプットする必要があります。


暗記法①
暗記の極意は、

一日で何回触れるのか、何回思いだすのか、何回暗記に挑戦するのか

この回数で、違いが出ます。
覚える量は、触れた回数で決まる。

ぼくもそうですが、暗記をするときに
①単語をずーっと眺める
②目を閉じて、思い出せるかどうかを繰り返す
③過去問を解いてみる
④解けない問題や忘れている問題なら、また暗記する
基本この繰り返し。
しかしこれは非常に効率が悪い。

触れる回数を増やす、効率のいい方法は
①1つの単語は10秒触れる
②覚えていても、いなくても次に進む
③15分で100個の暗記に触れる

これを繰り返します。
イメージしやすいのは単語帳です。

ポイントは、1日に
何度も同し単語を、見る、考えるを繰り返すこと。
試しに、1日100回見てください嫌でも覚えるので。

また、過去問を何度も解いていると、
「答えを覚えてしまう」
という問題がよく起こりますが、
実際、覚えてしまうのは全然良いことです。

それプラス
問題と解答&解説をセットで覚える
つまりは、覚えるなら全て覚える
こればっかりは、
過去問を、何度も解かないと無理ですが
触れる回数を増やして
丸暗記している問題を
増やしていきましょう。


暗記法②


触れる回数を増やす方法は
ほかにもあります。
その方法は、日常生活に落とし込むことです。
具体的には、

「建築物の環境衛生」
「給水及び排水の管理」
「清掃」

この3科目は、特に日常生活で
目に入ってくる回数が多いです。
たとえば、
「環境衛生」では、光や音、酸素やニ酸化炭素
「給排水」は、トイレや洗面台の水
「清掃」は、エスカレーター、エレベーター、ステンレス、床材など
自宅や職場でよく目にするものが、
試験問題となって現れます。

ビル管に必要な暗記項目を
生活の中で意識して観察していくと、
身の回りにたくさん存在していることがわかります。

ほくは、部屋の照明をつけては
「光度、光束、輝度、照度…」
とつぶやいていました。

酸素濃度やニ酸化炭素濃度も同じで、
「普通に息ができるということは、酸素は20%ほどで、肺のニ酸化炭素は4%」
というように、何度も思い出しておくことが大事です。
思い出そうとしても思い出せないものは
すぐにスマホで調べるクセをつけておいて
正確な情報をインプットし、
そのあと、過去問を解くことを繰り返します。

目に入ってくるたびに、
または、利用するたびに
ビル管で暗記した内容を
思い出すクセを習慣化しましょう。



暗記をしていて、どうしても覚えられないことありませんか?
どうしても解けない過去問も同じです。
そんな時、ぼくは語呂合わせを作っていました。
たとえば

「マラクリゲッチュ!」
「ダイ!テメェ、ジクフェンフェ!」

意味不明ですよね…(笑)

中身を説明すると
マラリア・クリプトスホリジウムは原虫が病原体
有機リン剤の殺虫剤、ダイアジノンやテメホスなど

自分で考えた語呂合わせは一度覚えたら、忘れません
もし忘れていても、一瞬で記憶が復活します。
それほど、インパクトもあって心に深く残ります。

ぼくが考えた語呂でもいいですが
できるだけ自分で考えてみて下さい。

自分の感性で語呂合わせを作ることによって
忘れない単語に進化します。
それに、変な語呂合わせであれば
試験中に思い出すことで
リラックスできます。

試験を経験したことのある人は
分かると思いますが、会場の緊張感は異常です。

その緊張の中で、
「マラクリゲッチュ!」を思い出したら、
いつも通りリラックスした状態で
問題を解くことができます。

試験会場で「いつもどおりの状態」に
なることは、非常に大事になってきます。


習慣化こそ、最大の攻略法


ここまで、勉強法や暗記に
関する内容を書いてきましたが
勉強が続かなけれは、
全く成果がでません。
むしろ続けていくことが一番難しいです…

1年目2年目の勉強は、
平日はできるときに勉強して、
休みの日はまとめて数時間勉強するタイプでした。

しかし、冒頭でも書きましたが
色々理由を付けて勉強をさぼってしまうのが現実です。
いざ勉強しようにも、
ぼくは絶望的に集中力がないので、
2時間も勉強できません…
出来て30分が限界です。

集中力を保った状態で、
勉強を持続させることが、
最大の目標です。


どうすれば継続して勉強ができるか
いろいろとやりましたが
一番簡単に継続できたのが

ハードルをとことん下げて習慣化する
これによって、継続する気持ちが楽になりました。

例えば、ダイエットのために
筋トレをしているとしましよう。
1日100回腹筋やるぞ!と思っていても
3日目には続いていないことがほとんどですよね?

しかし、これが
「1日10回を毎日やる」となれば
「10回だけだからできるかも」そう思えませんか?
仮に、10回がキツければ
5回にハードルを下げる。
目的は、回数よりも毎日の継続なので
とにかく続く回数や目標のハードルを下げて
3週間続ける。
この方法は、3日坊主のぼくにピッタリでした。

とことんハードルを下げて
3週間継続することを目標に頑張ります。

3週間継続できると
「習慣化」に成功しています。

生きていることは、習慣の塊です。
ご飯を食べる、歯を磨く、お風呂に入る
これらは、「今日もやるぞ!」と
思って、行動していませんよね?
しかし、はじめの頃は
「ごはん食べないと大きくなれないよ」
「歯を磨かなきゃ」「お風呂に入らないと」
というように、誰かに言われたから
やっていたと思います。
それが、いつの間にか当たり前にやっている。

ビル管の勉強も、同じように
当たり前に暗記し、当たり前に過去問を解くことが
毎日の習慣になれば、
勉強しないと、落ち着かなくなります。

具体的に、3週間実施したことは
「毎日1問以上、過去問を解く」
「1日1回以上、暗記に挑戦する」

この、たった2つの継続からスタートしました。


「ハードル低すぎじゃない?」
そう思いますよね?
だけど続けていくと
毎日1問以上の過去問が
「今日はもう1問解いてみるか」
1日1回以上の暗記が
「5分空き時間あるから、暗記してみるか」
に変化していきました。

しかも、仕事で疲れた時や、
楽しい時間が多いときなどは
「今日は1問だけ解いて終わりにしよう」
「暗記は復習だけやって寝よう」というように
「ハードルを下げた状態」で毎日継続しました。

自分の続けられる低いハードルを決めて
とにかく毎日ビル管に触れていきましよう。

3週間後に「習慣化」に成功していることに期待しています。


習慣化に成功した前提で
実際の勉強期間と勉強内容を見てみましょう。

ビル管の試験は10月です。
3年目のぼくは6月から勉強スタートさせました。

勉強スケジュールは
6月・・・過去問10年分を熟読&暗記。得意な問題を明確にする。
7月・・・過去問10年分を1周解く&暗記。苦手な問題を明確にする。
8月・・・勉強量とペースを落として、得意な問題を繰り返し解く。
9月・・・模擬試験を受けて、苦手な問題を暗記する。
10月・・・試験当日まで暗記&復習を繰り返す。

大きなポイントは8月です。
勉強のペースを上げるのではなく
勉強ペースと量を「下げます
3年間勉強して分かったことは

8月はバテます!やる気が下がります!

6月、7月でできていた習慣化が
ストップしてしまいます。

そこで「前半の2ヶ月頑張ったら、1ヶ月ゆっくりする」
という「勉強期間のハードル」を下げました。
内容は、勉強量を増やさずに
習慣化をスタートしたころの
最低限の勉強量に戻します。

そうすることで、気持ちが軽くなる。
ハードルを下げることによって
やる気がなくても習慣化が持続し、
夏が過ぎれば
再び、勉強量を増やせます。

整理すると、
① 8月まで頑張って勉強したから、
 少し勉強のペースを下げる
②ハードルが低いので、継続しやすい
③少し不安になったから、勉強量を増やす
④勉強ができない時も、最低限やれる
⑤自分を責めずに、習慣化に成功している

8月にハードルを下げないと、
勉強量を減らした時点で目標と釣り合わなくなって、
勉強を休んでしまった自分を責める気持ちがうまれてしまい
モチベーションが下がって
勉強が止まってしまう可能性が高いです。
1年目や2年目に何度もこの現象に陥りました。
メンタルも落ち込みます…

この8月のペースダウンを見越して
6月7月の勉強です。

先ほどの勉強スケジュールに
得意な問題と苦手な問題を明確にすると書きました。
得意な問題とは「理解できる問題
苦手な問題は「聞いても分からない」問題です。
詳細は、動画を出していますのでこちらをご覧ください。


8月の勉強は、とにかく得意な問題を解きまくります。
ペースダウンしているけど、調子よく勉強できます。
なおかつ、得意な問題を復習できて
「絶対間違えない得意問題」
に進化させることがてきます。

その分、9月に入ると「苦手な問題」を
丸暗記するという、地獄のような作業が待っています(笑)

先に得意な問題を解いて、後で苦手を覚える。
苦手な問題が辛くなったら、得意な問題を一度解く。
アメとムチですね。
これで習慣化は途切れません。
是非やってみてください。


勉強をスタートする前に


ここまで読んでいただいて感謝します。

少しでも、ビル管の勉強をしたい!
と思っていただけたら嬉しいです。

でも、もう少しお付き合いください。
先ほどの、6月の勉強スケジュールで
「過去問の熟読」と書きました。

ビル管を始めて受験される方や
全く知識のない人が
勉強を始める前に、
是非やって欲しいことです。

問題集を全て読んでください。
解かなくて良いです。
3週間の習慣化作りの時に
まず過去問を読む項目を入れてください。
目的は「全体を知る」ことです。

初めて目にする問題や言葉が大量にあります。
「なんだこれ〜はじめてみる単位だ〜」
「こんなの覚えられるわけがない」
「やっぱり挑戦やめようかな」
と、ネガティブになることはありません。

前に書いたとおり
全て覚える必要はない」からです。

ビル管ってこんなことやるんだ〜ぐらいで大丈夫です。
「この問題なら少しわかる」
「この問題は絶対解けない…」
など、今の自分のレベルを知りましよう。
先の見えない勉強ほど、ストレスが強いものはありません。

これから、あなたは変化していきます。
難しいかも?と思っていた問題も
覚えたら簡単かも?に変化します。

勉強することで、新しく変化する方が
楽しみじゃないですか?

ぼくはビル管の勉強することで
昔と、考え方が変わりました。
相変わらず集中力はないけれど
自分が勉強を続けられる方法も知っているし
習慣化の効果も実感しています。


合格の勉強レベル


最後に、ビル管に合格するために
過去問をどれほど解けるようになっていれば良いかお話します。
大事な話です。

行政概論、環境衛生、構造概論、清掃、ねずみ
この5科目は、過去問9割正解を目指します。
空気環境、給排水は6 ~ 7割を目指します。

誰もが苦手な「空気環境」と「給排水」を
他の科目の正解数で補って
合格ラインの117問正解を超えることが目標です。

明確な数字が目標にあると、達成しやすくなります。

ただし、ここ最近は必ず新問題が出てきます。
過去問では1度も見たことのない問題が出てきます。
また、全くビル管に関係ない問題も出てくる可能性もあります。

こうなってくると、運に頼るしかありませんが
しかし、そんな問題はせいぜい2、3問です。

過去問が9割解けているなら
117問正解すればいいので
新問題は捨てる攻略で良いです。


最後のまとめ


約9000文字を、読んでいたたきありがとうございます。
ここまでの内容を、ざっくりまとめると

・合格ラインを明確にする
・全問正解する必要はない
・ハードルを下げて習慣化する
・暗記を日常に落とし込む
・苦手な問題は丸暗記する
・新問題は捨てても良い


ぼくはビル管の試験を経験して
大きく変化したことが3つあります。

1つ目は、年収が変化した。
2つ目は、習慣化が簡単にできるようになった。
3つ目は、勉強が苦でなくなった。


自分がどうすれば習慣化できるのかを
ビル管の勉強をして知ることができました。

人それぞれ習慣は違います。
この記事をヒントに
自分の習慣と勉強法を見つけてください。

合格することを願っています。

もし、この記事が有益だと思った方は
これから、ビル管に挑戦する人に
薦めていただけると、大変嬉しいです。

また、YouTubeでも
コメントをいただけると
めちゃくちゃ嬉しいです。

今後とも、一緒に頑張っていきましょう。

最後まで、読んでいただき
ありがとうございました。


ビル管攻略とぽちゃんねる

いいなと思ったら応援しよう!

とぽ日記
よろしければサポートよろしくお願い致します。いただいたサポートは寄付金に使わせていただきます。