私たちの仕事とは
私たちの仕事とは?
プログラムを書く事。
そう正解ですね。
では、どんなプログラムを書くのですか?
お客様だけではできないシステム開発のお手伝いをしている。
そう正解ですね。
では、お客様は何で自社でできないのでしょうか? ソフトウェア開発が専門でないので、、、、 そうですね。
では、お客様の専門は何ですか? そりゃぁ、お客様事に違いますよね。
そうその通りです。
では、私たちは何をお客様に提供しているのでしょう。
そう、お客様だけではできない部分をお客様に代わって作っているのですね。
では、お客様はどんなものをどんな人に届けているのですか?
えーっと、それは、大きな事業としては、これとそれで、あれもですね。
では、どんな人でしょうか? ・・・・・。
普段は、お客様の本当のユーザの事を考えたりしませんよね。
だって、お客様に成り代わって作るのが忙しいから、、、、 でも、よく考えてくださいね。
いったい私たちは誰のためにプログラムを書いているのでしょうか?
誰のために品質を向上させようと努力しているのでしょうか?
もちろん売上も大切ですので、目の前のスケジュールや検収は重要ですが、 本当ににそれで良いのでしょうか?
そんな事わかっているけど、今はそんな事を考える余裕がない。
そうですよね。
そんな時間はないですね。
私たちの仕事は、お客様の困りごとを解決するのが仕事ですので、 目の前のシステムをきちんと開発しないとお客様が困ります。
そう、困るのです。
でも、何故かいつも仕様が決まらず、納期近くになると大変になる。
嫌になりますね。
納期を守れば品質が不安になる。
品質を向上させるには、日数が少ない。
では、残業するしかない。
だんだんと判断能力が低下する。
そしてもっと時間がかかる。
この繰り返しですね。
これが我々の仕事でしょうか?
違います。
ここはキッパリとハッキリといいましょう。
これは私たちの仕事ではないです。
私たちはソフトウェア開発力を道具として提供しているのです。
大工は、のこぎりと金槌を使って家を作ります。
のこぎりと金槌は、道具で、仕事は家を作る事です。
どんな家を作りますか?
その家の事を知らないと良い家は作れませんね。
何人家族で、ペットがいるのか、老人がいるのか。
作りながらでも、住む人の事を考えて改善しますよね。
我々は、プログラム開発という道具を利用して、 お客様の事業をつくるのです。
プログラム開発の困りごとを作って解決するのが仕事ではないです。
お客様がやりたい事でお客様ではできない事をお手伝いするのが仕事です。 それを実現することでお互いが価値を得なければいけません。
では、どうすれば良いか その第一歩はお客様の仕事を知る事ですね。
現場ではなく、その先にあるお客様の事業を知る事です。
そう簡単には理解できないし、教えてもくれません。
でも、それを知ることが「私たちの仕事」の第一歩です。
けっして仕様を提示してもらう事が仕事の第一歩ではないのです。
私たちが取り組むお客様の仕事に興味を持つ事から始めませんか。
それって、今ではネットで調べればすぐにわかります。
その時には色々な角度から思いつくだけの問いをもって検索すると Googleさんが教えてくれますね。
その時は、業界や市場、競合というキーワードでも検索すると 良いと思います。
お客様の強みって何だろう。
業界の中の位置づけは、3位ぐらいかな。
競合どこで、動き(戦略)はどうなっているの?
お客様の中期計画での、自分のプロジェクトの位置づけはどこだろう。
これらの情報を知ってお客様と雑談すると、 きっと違う返事が返ってくると思います。
できればこの中に自分の感想が入るともっと面白くなりますね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?