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水の安全とSDGsとIoT

社会に役立つ活動をするSDGsは、17の達成目標が設定されていますが、その中でも環境に関する内容が多いですね。

その中でも「14.海の豊かさを守ろう」では、マイクロプラスチックと海洋汚染の話題が気になります。世界が直面する脅威、私たちは持続できるのかという問いが突きつけられているような気がします。

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知らず知らずのうちにマイクロプラスチックが体内に入り込んでいるらしいのです。ジオグラフィックの記事では、塩の9割にマイクロプラスチックが含まれていたそうです。

体内へのプラスチック摂取量は、1週間でクレジットカード1枚分にもなるそうです。怖いですね。

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このような状態で人類が生存していける環境ってどうなるんでしょうね。

先日、大規模スーパーのイートインスペースのたこ焼き屋さんでウーロン茶を頼みましたら、紙のストローが出てきました。プラスチックのストローよりも味は落ちますが、環境に良い活動をされていると感心しました。

では、自分たちでできる包括的でかつ、持続できる活動ってなんでしょうか?

まず身近に考えると人間が生きていく上で必要な空気や水の汚染は非常に重要な事項であると思いますので、海洋汚染につながる「水の汚染」について考えてみたいと思います。

以前にも、「きれいな水」の記事を書きましたが、地球規模で考えた時の水の量は有限であるということと常に公共用水は、汚しながら取り除く事を繰り返しているということです。

海洋汚染でも問題になったプラスチックのような有機化合物は自然の浄化作用では取り除く事ができません。

もちろん山の岩盤や河川の自然浄化力ではどうしようもないものを人間は排出しています。しかし、それは生活に必要な事なので、しかたがない。

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では、持続した社会とはなりません。

如何にして「安全な水をつくる」事ができるかを一人一人が考えて行動する事が大切になってきます。

日本の浄化技術は海外に比べると相当良い環境であるとは言われていますが、昨今の老朽化や人手不足により「水の安全」が脅かされています。

身近に感じれるのは、生活の場の近くにある河川ではないでしょうか?

生活排水が流れ込んでいる河川の色やにおい、そこで生きている生物の有無など、ちょっと目を向けると気づく事は沢山あると思います。

いったい川の水質はどうなっているのだろうか?

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まずは、水質を計測するということから始めてみたいと思います。

でも、いちいち手作業でするって今時ではないですね。面倒です。

そうだ、IoTを使えば自動で持続した環境変化を計測する事ができる。

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IoTという技術は、このような自然の状況を数字のデータに置き換える力があります。

データはその意味と見え方により、水の安全を図る情報になってきます。

そして、水の安全な情報は、人体への悪い影響を極力抑えるための武器を教えてくれる価値となります。

IOTを使って水の安全を知り、生活用水の汚染をできるだけ少なくできる生活を見つけていこう。

そして将来の子供たちの世界を安全・安心できる社会にしたいですね。

バーチャルウォーター

堂島川をきれいにするプロジェクト

データ活用の方法



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