プロトレーダーレポート 3/7

毎週月曜朝か日曜夜に、ローソク足のプライスアクションに着目した相場分析レポートを配信します。実際に私自身がトレードする際に見ているサポートとレジスタンスを共有しています。分析は基本的に8時間足以上のみで、スイングトレードを前提にしています。
8時間足を使っている理由としては、1日をアジア・ロンドン・NYの3つのセッションで分割できるからです。感覚としては、日足に近い使い方をしています。

高値安値とトレンドの定義、エントリーの考え方は以下を参考にしてください。(この手法をまとめた記事も作成中です)

https://jp.tradingview.com/chart/USDJPY/S4I7ymfm/

注意:この記事は私個人の見解を示したものであり、教育的視点での情報発信を目的としております。投資勧誘を促すものではありません。投資を行う際は、それに伴うリスクを十分に理解した上、判断は自己責任で行ってください。
また、本記事はエントリー価格を配信するシグナルサービスではありません。あくまで分析と、その結果から得られる反発する確率の高い価格を記しているだけであり、本記事で提案されたトレードを強制する意図はありません。

UDSJPY 日足

※ざっと全てのチャートを見てみたものの、現時点では良い反発ゾーンが見当たりませんでした。今週の分析レポートは一般的なテクニカル分析は今後期待していることを中心にまとめます。

それではドル円を見てみましょう。高反発ゾーンは観測できていません。ロングもショートもポジションの偏りが見つけにくい相場となっているからです。このように値動きが汚い時は、相場内のロング・ショートポジションの偏りが無いため、高確率での予測がしにくいです。
普通にテクニカルで線を引いたところ、115.52付近がレジスタンスとして機能しています。また、上昇のトレンドラインも引けるため、その辺りのテクニカルなラインを現在は見ています。目線としてはトレンドラインを下にブレイクした場合は、売り目線になると考えています。
どちらにせよ、ドル円は現時点では静観です。


EURUSD 週足

次はユーロドル週足です。ウクライナへの軍事侵攻の影響をもっとも受けているのがユーロです。ここ数日はテクニカルというより、ファンダメンタルでの急落が続いていました。
トレンドとしては下降で間違いありませんが、売られすぎている可能性も高いです。特に、ファンダメンタルな情勢による下落なため、遅くに飛び乗ってショートした個人投資家が多い可能性も高いと考えています。(あくまでこれは期待で、チャート上の値動きがショートをトラップしていることを示唆していません)
今後ロングする場合期待することは、週足のサポート付近で小さなレンジを作った後の上昇です。
今週はECBの政策金利発表もあるためユーロの値動きは注目しています。


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