自分を幸せにするための私の特技
最近夫に言われて気づいたのだけれど、私は「食への執念」がすごいらしい。
たしかに、旅行に行くなら食べログやGoogle、Instagram、いろんな評価を調べて食べたいものとそこでしか食べられないものを組み合わせて「1番」美味しいものを探す。
普段も「食べたい!」と思ったらすぐ買いに行ったり、作ったり、食べたいものを食べるためなら時間もお金も惜しまない。
予約が必要なら朝一の予約だってするし、ぐーたらしていてもマクドナルドのフライドポテトが食べたかったら外出するし、夜ご飯も基本的にはメインと3品ほどの副菜を作っている。
先日の和歌山旅行だって、ラーメンと海鮮とフルーツ、そして観光地近くの美味しいお店をすぐに調べて「食べたい!」と思ったら並ぶし待つし必ず食べて帰る。
(運転やお金と付き合わされるのはもちろん夫なので夫の協力なしにはなしてなかった!!)
友人と遊ぶときも、友人と旅行行くときも基本的には調べることの方が多い。
たまに、ふらっと寄るお店も好きだから、ふらっと行くこともあるけれど。
高校からはじめて地元を出て住んだのは憧れだった神戸。
神戸といえば神戸牛と安易に考えた私は、いろんなお肉を食べてきた。
もちろん学生の稼ぐお金じゃ行ける場所には限度があるから、めちゃくちゃ行けたわけではないけれど、どれだけ神戸のお肉を食べても、地元の鉄板焼き屋さんのステーキが今でも1番美味しい。
毎回地元へ帰省するたびに食べていて、「神戸で食べたよりも1番美味しい」と伝えたら、まさかの神戸の有名なステーキ屋で修行していた方だった(笑)
でも地元への帰省は年に1回あるかないか。
近くでも美味しいお肉が食べられるところを探すためにいろんなお店に行った。
多分、これが原点。
私の地元は愛媛県にある田舎。
360度山に囲まれたような、近くには田んぼがあり、セブンイレブンすらなかった田舎(今ではあるしらできた当時はめちゃくちゃ並んだらしい)。
だから、都会に出たらお店がたくさんありすぎて、選び方がわからなかった。
ケチな感性を持つ私は、どうせお金を払うなら美味しいところに払いたいと、調べるようになった。
私にとっては美味しいものを食べるために徹底的に調べることは当たり前だったけれど、これは特技だったのかもしれない。
そして、私が幸せな人生だなーと思えるのは、食に妥協しないからかもしれない。
食べたいものを、食べたときに、食べる。
朝でもポテチが食べたいなら、食べる。
旅行が楽しかった!と思えるのは食が良かった時がめちゃくちゃ幸せに感じる。
高校の頃の北海道の修学旅行での、美味しいご飯を食べなかった後悔は今でも残っているから。
その後同じメンバーで大人になってから北海道旅行で美味しいもの巡りができたからその悔いは楽しい思い出に塗り変わったけれど、でも、覚えているものは覚えている。
自分を幸せにするために、食にこだわる。
何気ないいつもそばにいる人の言葉で知れた自分の特技。
やりたいことをやりたいタイミングでやる。
気になる人にはすぐに話しかける。
自分の知りたい情報があれば迷わずいろんな人に聞く。
自分に正直に生きる。
たくさんある私を幸せにするための特技にまた1つ加わった。
これからもたくさん増やして、これからの私をもっと自分で幸せにするぞ。