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なんやかんや労働収入が一番ラク
誰もが不労所得をほしいと思っているかもしれないけれど、それを得られる人は限られている。
そもそも労働収入が向いている人だっているのだ。
だから世の中の9割の人が労働からお金を得ている。
基本的にお金の流れ方は労働には1割、不労所得には9割といわれている。
それがなぜなのか考えたことはありますか?
わたしの考えでは、不労所得を得ることができない人間を量産するための
社会を作っているからだと思う。
わたしたちの教育は当たり前にテストに点数がつけられて、順位を決められていた。
マラソン大会だって、走り切ることができただけでもすごいのに、順位がある。
途中でやめたら挫折なのか。
努力で埋められるかもしれないけれど、その努力にかける時間や労力をみんなと同じである必要がある。
当たり前にカバンはランドセルで、学校によって制服が決められる。
昔は私服の学校が羨ましかったけど、成長するにつれて毎回服装悩むくらいなら制服がラクだなと思った。
ここがターニングポイントだったかもしれない。
人間は「ラク」に逃げる生き物だ。
頭と身体を使わないほうがエネルギーを消費しない。
こういう小さいことから「考える」を放棄していく。
そして社会人になったとき、「雇われるほうがラク」なのだ。
わたしはどうしても週5日8時間労働ができずに、休みたいタイミングで休めない環境に適さなかったので8年前にフリーランスになった。
傍ら、人と接することが好きだったので、パートもしていた。
スタバ、ユニバ、オーガニックカフェ、そのとき働きたいところに週3日働いた。
そのとき得たい目的によって週4で働いたこともあった。
これが限界。
でも大阪から福岡に引っ越した時、1年間働かない期間をつくったら、いろんなご縁ができて、情報も得られた。
雇用されなくたって、人とつながれることを改めて知った。
その後、ニュージーランドでもさらに多くの人と出会った。
好きな場所に住み、好きな人と関わり、好きなタイミングで働く。
こういうと聞こえが良いのだろう。
多くの人が最近目指すところ。
「どうやってその生活ができるの?」とよく聞かれます。
その内容に対して、否定してくる人もいるのです。
この「否定」は自分の常識と異なる判断が多い。
誰でもできることしかしてない。
正直フリーランスになるということは自分で集客をしないといけないし、確定申告や税金関係も知る必要がある。やりたくないなら得意な人を雇えばいい。集客だってお金を払えばいくらだってやれる人はいるよ。
そこで労働以外の収入の方法を伝えるとする。
いろいろ探した中で一番リスクが低くて誰でもできる手段を伝えると、「ラクしたい人」はやらない理由を探す。
やりたくないならやならければ良い。
他にはないか聞かれたら、投資でも仮想通貨でもなんでも言うけど、元手がないという。
代理店はお金がかかるやら在庫が抱えるやら言うし、アフェリエイトはかけた労力に対して見合ったお金が入らないという。
だから、個人的に一番やりたすいだろうと思えるビジネスの提案をしたら、理解できないようで、ネット情報を探し始める。
不労所得を得るということは、自分が働かなくてもお金が働く仕組みをつくることなので、最初は時間もかかるし、なによりみんなが苦手とする「考える」ことが必要になる。
だって雇われているわけではないのだから、自分でどうやったらお金を増やせるかを考えなきゃいけないでしょう?
どれだけ自分と向き合い、お金と仲良くなるか。
それもやりたくないという。ネット情報だけで「やらない理由」を探す。
なら雇われたらいい。一番「ラク」です。
保険も税金もぜーんぶ任せられるし、時間を売ればお金が入る。
こんなにラクな仕事はないよ。
わたしが思うデメリットとしては、会社が倒産したり解雇したりするリスクや、自分が働けなくなったときのお金が止まること、相続できないこと、ずーっと時間を売り続けないといけないことかな。
でもみんなが働かなくなったら困るよね。
だから、労働収入が素晴らしいらしい。
そろそろAIも発展しているから、不労所得を得る人が増えても問題ないとは思うけどね。
不労所得は「ラク」ではない。思考と行動の積み重ねで得られるお金。
それを受け取る覚悟を器がないと得られないから、少しずつ増えていく。
ただ、これを構築すれば、時間とお金は増え続けるし、ずーっと社会貢献ができるよ。良いお金の巡り方はどれだけ社会に貢献できたか、だ。
わたしは不労所得を得ても、やりたいことがあれば労働収入も得るよ。
必要ならボランティアも喜んでするよ。
それしかない道と、それも選べる道は雲泥の差。
後者になりたいのなら、自分の脳みそだけで考えるクセを手放そう。
労働しか知らない人の世界の話を聞いても何も変わりません。
そして世の中の9割が労働収入なら、ネットの書き込みの割合も反映されますよね。
サラリーマンを正当化するのは、ほとんどが自分だもんね。
次に見える世界は個人事業主かネットワークビジネスとかだもんね。
知りもせずにどちらも否定する人もいる。
働き方なんて数え切れないほどあるのに。
みんな自分がほしい答えしか探さないからね。
メルカリの働き方を推奨する人が多いのも頷けるね。
こういう人たちを説得しようとも、理解を得ようとも思わないけれど、考えるキッカケになればいいなあと思って書きました。