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1/16のゆる〜く気になる記事 工作機械 受注横ばい
半導体や自動車の今期実績見通しが出ていますが、機械セクターの工作機械の受注についての情報になります。日経新聞からです。
工作機械 受注横ばい
日本工作機械工業会(日工会)が発表した2024年の工作機械受注(速報)は、前年比横ばいの1兆4832億円でした。中国のEV向けが底堅く推移し海外向けは増えたものの、国内向けが振るわなかったと言う事です。
EVの失速が大きく報道されている中、少し違和感がありますが、中国メーカー(BYDなど)の好調が寄与しているのでしょうか。
内訳は、海外向けが1兆417億円で3%増という事です。数字に間違いがなければ圧倒的に海外向けとなっています。これは知りませんでした。
足元2024年12月は、前年比11%増となりました。日工会は2025年の受注予想額を1兆6000億円としています。これは、過去4番目の高水準だと言う事です。
日本の産業機械需要は半導体が目立つ中、工作機械受注も良い状況になりそうです。
一方、自動車関連が厳しそうな状況と言われていますし、また記事にはありませんが、トランプ次期政権の関税問題も当然リスクですので、今後も情報を見ていきたいと思います。