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年始のゆる〜く気になる記事 自動車2024年販売
年始に自動車の販売についてまとめ情報が出ていました。日経新聞からになります。
1/3 BYD世界販売41%増
1/4 テスラ、世界販売減
1/4 国内新車販売 マイナス
電気自動車で昨年はBYDが大きな伸びをしている中、テスラは苦しい状況です。また、日本国内の販売もマイナスとなりました。
BYDは2024年の世界での新車販売が2023年比43%増の約427万台となりました。PHV向けの技術を刷新し、新車に搭載した事でPHVが7割増加したとの事です。2025年は500万台の大台が見えている、という事です。
一方のテスラですが、EVの世界販売は首位を死守したものの、2024年の新車販売台数は2023年比1%減の約180万台となり、BYDとの差が2万台となったという事です。反転攻勢のカギは2025年にも販売される自動運転タクシーや、低価格EVとなります。
日本国内ですが、軽自動車を含む国内新車販売台数は440万台前後の見通しで、2023年の477万台はおろかリーマンショックで経済が冷え込んだ2009年の460万台をも下回る見通しになります。要因としては認証不正問題で出荷が落ち込んだ事が挙げられます。ただし、英調査会社は2025年は500万台に回復すると見ています。
EVの需要不振によりPEVに切り替えたBYDとEVしか持たないテスラの差が出た構図でした。また、国内は景気影響よりも出荷台数が要因という事であれば、回復は見込めるのだと思います。
自動車はサプライチェーンが広大であり部品メーカーにも影響が広がります。また、現状のEVが不振であっても環境対応車が増えていくことは間違いありませんので、自動運転など新技術を含めて対応していく事がカギとなります。
今年は、ホンダ・日産の統合もありますが、自動車業界にとっては重要な年になりそうです。