10/14のゆる〜く気になる記事 穀物使わずにバイオプラ
10/14の日経新聞からです。穀物を使わないバイオプラスチックの開発を日揮ホールディングスが行っている、という記事になります。
石油由来のプラスチックには様々な環境課題があります。生産時の原油問題やCO2排出、ゴミの環境問題などです。一方、非常に進んだ技術から低コストや形を作り安いなどのメリットもあり、環境とのバランスを見ながら取り組むべき課題と言えます。
日揮ホールディングスは、紙の原料から環境負荷の小さいプラスチックをつくる技術を開発するそうです。石油を使わないだけではなく、穀物も使わないという事で、食料問題にも配慮しています。先に述べましたが、生産時のCO2排出量も石油由来のプラスチックに比べ5-8割程度少なく済むそうです。また、プラスチック以外にもエタノールやゴム、機能性食品も作れる技術を開発するとの事です。なんだか凄いです。
バイオマスでの市場規模を政府は2030年に50兆円以上にする目標を掲げており、大きなビジネスが生まれる可能性があると感じます。
環境にも優れており、ビジネスとして拡大することは、企業や社会が持続的に成長する大切な要因となります。今後に期待です。