12/24のゆる〜く気になる記事 日本の名目GDP 22位に
先週の記事で日本の名目GDPが台湾と韓国を下回ったと言うものがありましたが、その詳細記事になります。
日本の名目GDP 22位に
この22位とは経済協力開発機構(OECD)加盟国38国の中の順位となります。下位に位置していると言わざるを得ません。
今回の評価は2023年の1人当たりですが、総額は米中独に続く4位になります。ドイツに逆転されたのも初めてとなります。
名目GDPとは、モノやサービスの価格変動を含めた指標で、国・地域の経済活動の大きさを示す指標になります。
今回の結果の要因の一つは為替となります。日本経済の実力は円ベースで示す一方、国際比較ではドルとなるためです。
円安に加えて、労働生産性の低さも指摘されています。日本の時間あたりの労働生産性は、同29位となり為替を加味しても下位に位置しています。
これの結果を改善させるためのカギがDXとリスキリングと言われています。これが全てなのかどうかは定かではありませんが、生産性を向上させる手段であるとは思います。とは言うものの、やはり日本経済が活性化しなければならず、企業の取り組みや政府の政策がまず重要なのだと思います。