10/1のゆる〜く気になる記事 EVの行方は?
10/1の日経新聞からです。新エネ車(電動車含む)について、2つ記事を取り上げております。
マツダ、新エネ車に2000億円
半導体 EV需要見誤る
マツダは中国の合弁会社に2027年までに
約2000億円を投じて電気自動車(EV)などの新エネルギー車の開発を行うと発表しました。同年までに毎年1台以上の新エネ車を投入するとの事です。
マツダは2月に2030年に向けた戦略発表で、電動車の比率を従来の25%から25%〜40%に上方修正しています。また、5月にはトヨタ、スバルの3社で電動化に適合するエンジン開発など新たな内燃機関での開発を発表しています。
記事によりますと、現状 23年時点でのEV比率は1%にも満たないため、中国市場での投資を拡大して巻き返しを行うと思われます。
もう一つの記事は、台湾のPSMCとSBIホールディングスが半導体の建設に関する提携を解消したというものです。宮城県の半導体工場で車載向け半導体を生産する計画ですが、EVの需要が失速し、顧客確保の目処が立たなくなった事が理由となります。
進出予定地の宮城県ではショッキングな決定かと思いますが、足元の需要では致し方ない判断なのだと思います。
電動車、新エネ車の将来については、足元は厳しいなか、増えるトレンドは変化がないというのは従前から申し上げていますが、ポイントはどのような「新エネルギー車」になるのかだと思います。まだ先の話だとは思いますが、こういう話は一気に進向け可能性があるため、日々チェックが必要です。
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