10/17-18のゆる〜く気になる記事 半導体は好調も株価は?
別投稿で、10/16は米市場に影響され日本の半導体企業の株価が落ちたという10/17の記事を投稿をしましたが、一方では半導体関連企業の業績は好調との記事があります。
10/17 台湾IT 19社、14%増収
10/17 アドテスト最高値 ASML決算、AI再評価
10/17 世界半導体販売 20.6%増
10/18 TSMC、AI半導体総取り
株価は、決してその企業の業績だけを反映して上がり下がりするのではなく、産業全体や将来動向などの情報で大きく変動します。
昨日の大幅な下げは、ASMLが24年7-9月の受注額が、同4-6月の半分となったことで、半導体関連企業に大きなインパクトとなりました。
ASMLの決算では、生成AI以外のチップ需要に弱さがあり、一部の顧客が能力の拡大に慎重であると説明されました。また、米国主導による中国への半導体規制の影響もある(売上が2割減)ということです。
一方で、ASMLは需要の弱さは生成AI向け以外のチップについてと説明しており、その高性能(生成AI)用の試験装置のアドテストのシェアが高く、しかも別エヌビディア向けに強い事もあり要因となり株価が最高値となりました。
10/18の記事では、TSMCも7-9月に最高益を記録したと言うことです。AI向けサーバーに搭載する先端半導体は売上高の7割を占めており、その多くをエヌビディアから受託生産を受け売上高、純利益とも過去最高となりました。
生成AIの進捗は間違いないと思います。それが株価のみならず、環境にも影響する事はご承知かと思います。財務、非財務両面を意識してみる事が大切です。
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