見出し画像

8/27のゆる〜く気になる記事 物流2024年問題です

8/27の日経新聞からになります。

過去に物流についての記事を何度か出させていただいておりますが、これは物流業界だけの問題では無く、我々の生活にも大きく関わってくるものです。

例えば、宅急便が確実に安全に、時間通りに配送して頂けるのは、物流に携わっている方々の大きな努力や負担で支えられています

そういう中、配送くださっているドライバーさんの不足やインフレに伴ってコストも圧迫してきています。

タクシー運転手 採用加速
トラック運賃6割超が上昇

民間調査ですが、企業物流短期動向調査によりますと、4-6月にトラック運賃が上昇したのは全体の63%にのぼったそうです

これは、ネット販売の物量の増加や、トラック運転手さんの残業時間の上限規制適用に伴い、輸送能力の不足が懸念される「2024年問題」が背景にあります。

安定的な物流網を維持するためにお金が掛かってくるということです。つまり、我々が日頃お世話になっている配送を維持していくために必要なコストなのだと思います。自動運転による輸送対策なども政府主導で検討されていますが、色々な施策が取られていくと思います

また、同日ですがタクシー運転手の採用が加速している、という記事があります。実は2024年問題に絡んでいる内容でした。

2024年問題によって働く時間を制限され、収入が減るトラック運転手の転職」も一因のようです。物流の運転手さんを守る話が、収入減となる状況も発生しているという事なのだそうです。

ただし、インバウンドなどで配車を増やしたいタクシー事業者は多く採用を増やしたいという面では良い事なのかもしれません。

物流費の増加は、色々な企業への影響も当然あります。決算発表でも、輸送費のインフレを説明していた企業も少なくありませんでした

生活に直結することですので、早く解決に向けて進んでもらえればと思います。

いいなと思ったら応援しよう!