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少し前のゆる〜く気になる記事 日本の技術力

少し前に載っていたものです。10/1の日経新聞からになります。小さな記事ですが、とても気持ちの良い記事です

世界一薄い金箔
 100年前の日本技術活

スエーデンの大学で金を世界一薄くする技術を開発したという事です。髪の毛の約28万分の一、通常の金箔の約350万分の一、、、と想像のつかない薄さですが、とにかく凄いということは分かります。

金は塊の状態では他の物質と反応しないそうですが、薄膜にすると触媒作用を示すため工業分野での応用が期待されます。また、この薄い金箔により触媒に使われる金の使用量を9割以上削減出来るということで、効率の高い新材料になることが期待されます。

で、何が凄いかというと、金箔を作成する工程で日本が開発した「村上新薬」を使うという事です。この「村上新薬」は、1918年と100年以上前に東北帝国大学(現 東北大学)で開発され、後に同大学の金属材料研究所の所長となる村上武次郎氏の名前がつきました。

こういった、最先端の開発に日本の、それも100年を超えるような技術が使われていることは驚きですし、感動しました

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