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12/19のゆる〜く気になる記事 中国、工場にヒト型ロボット

工場でヒト型ロボットが作業をしているなんて、SF映画の世界です。日経新聞の記事になります。

中国、工場にヒト型ロボット

記事によりますと、中国自動車大手のBYDなどが国内スタートアップが開発したロボットの導入を始めたという事です。労働不足への対応ですが、まだまだ複雑な仕事は出来ないため、AIの進歩が不可欠となります

一般的な産業用ロボットというと、溶接用アームのようなものをイメージし、ヒト型は家庭用途(家事・介護支援)とイメージされがちです。記事によりますと、工場作業のうち7割が従来の設備ロボットで、3割が人手だったものを2割をヒト型ロボットにしたいと考えている、という事です。

ヒト型ロボットの良さは、溶接用ロボットなどとは違い様々な作業に対応できることです。また、工場のレイアウトは変えず配置や作業内容を変える利便性がある、という事です。つまり、人間の作業の置き換わりが可能ということです。

デメリットは、まだ単純な作業しかできないことやコストも人に比べ高いという事です。

中国の調査機関(?)のGGIIによりますと、ヒト型ロボットの販売台数は2024年の2000台から2035年には1000倍の200万台を超え、その市場規模は家事・介護で1兆3000億円、産業用ロボットで1兆6000億円と見通しています。

中国の投資家がヒューマノイドについて非常に興味を持ち、ビジネスも広がる可能性がある事を示唆しているなか、日本の一部の古い経営者からはまだ導入に懐疑的な意見を聞きますが、ロボットが人に置き換わり作業をする、という世界は近い将来に実現すると思います。

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