5/23のゆる〜く気になる記事 石油、弱まる脱炭素の圧力
少し前の記事ですが、5/23の日経新聞からです。
欧米の石油メジャー5社に脱炭素を求める圧力が弱まっているそうです。株主総会で気候変動に関連の提案が激減したという事です。
理由としては、化石燃料を取り巻く環境に変化があったことです。一時は「悪」とされた化石燃料がロシアがウクライナを侵攻し状況が一変しました。石油、天然ガスともに世界有数の産出国でえるロシアへの経済制裁でエネルギーの供給不安が発生しました。再エネでは消費需要はまかないきれず、安全保障の観点から化石燃料の重要性が再認識されました。
とは言うものの、脱炭素は進めていくべきであり、石油メジャーとの投資家の提案を巡るやり取りは今後も注目です。
ゆるい小話でした。