12/25のゆる〜く気になる記事 温暖化ガス 40年度73%減
経済産業省、環境省の両省は12/24に新たな地球温暖化対策計画の原案をとりまとめました。日経新聞の記事になります。
温暖化ガス 40年度73%減
温暖化ガスの排出削減目標を2035年度に2013年度比 60%減、2040年度比に73%減とするとの事です。この達成に向けて2040年度に家庭で7-8割程度、産業部門で6割程度のCO2削減を目指します。
家庭で7-8割削減?ができるのかと思いました。(2-3割減かな、と読み返しましたが)
全体としては、省エネの徹底や脱炭素電源の利用、ライフスタイルの転換を進める事で温暖化ガスを減らすと言う事です。一方、家庭部門では生活様式を改める行動変容が肝となります。LED照明や省エネ家電、断熱住宅、自家消費型の再エネなどが想定されます。
ただしこういった対策は、個人に負担を強いいることになるため、改修支援をすることやエネルギー費用の削減といったメリットを感じてもらいながら進める、と言う事ですが、、、どうも腑に落ちません。
エネルギー代もどんどん高騰していますし、再エネ(太陽光発電など)の導入費用もインフルで高騰しているなか、政府の考えることが実現するのか疑問です。減税を行い、実質可処分所得が上がらなければ進んでいくとは思えません。
地球環境のために必要な取り組みであり、目標化し推進していくことは当然ですが、他人(国民や企業)にお任せ感が出ているように思ってしまい不安です。