12/4のゆる〜く気になる記事 半導体市場 2025年 11%増
12/4の日経新聞から、半導体市場の来期予想の記事になります。生成AIの本格化による需要拡大の見通しです。
半導体市場 2025年 11%増
生成AIで校正支援
東エレク、台南に1000人拠点
主要な半導体メーカーで構成する世界半導体市場統計(WSTS)は、2025年の半導体市場は2024年に比べ11%増の約104兆円になりそうだと発表しました。生成AIを使うサービスの本格化が要因となります。一方自動車やスマホ、パソコンに使う半導体は、販売が伸び悩む見通しです。
来年も半導体全体が伸びることで半導体製造装置やデータセンター需要のビジネスの期待が大きいですが、一方の自動車関係の企業にとっては先行きが明るくないようです。
同日の記事で「生成AIで校正支援」というものがありました。大日本印刷は、生成AIを活用し広告や食品パッケージなどの印刷物の校正支援を行うサービスを始める、との事です。今まで無かった?のが不思議ですが、生成AIの活躍出来る分野だと思います。
他にも、東京エレクトロンの台湾(台南)進出の記事もありました。半導体製造装置の顧客向けのサービス拠点となり、技術者など1000人超の規模という事です。狙いはTSMCとの連携ですが、東京エレクトロン以外にもオランダASMLや米ラムリサーチなど世界大手企業も台湾に進出しています。
この勢いが、WSTSの見通し通り来年の需要拡大が実現する事を期待します。