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2/26のゆる〜く気になる記事 トヨタ経営「社外の目」強化

企業の機関設計ですが、「指名委員会等設置会社」「監査等委員会設置会社」「監査役会設置会社」の3つがあります。コーポレートガバナンスコード(CGコード)により、ガバナンスの強化が進み取締役会に、より監督する機能を持たせる流れとなっています。日経新聞の記事になります。

トヨタ経営「社外の目」強化

トヨタはガバナンスの向上を狙い、「監査役会設置会社」から「監査等委員会設置会社」に移行するという発表がありました。今よりも社外人材による経営監視機能が強化されることになります。

トヨタの機関設計の移行は、昨年の認証不正問題などがあり、ガバナンスを向上させる事や電動車時代の変化の激しい市場への対応が目的となります。なお、取締役の10人は変更ないのですが、社外取締役が5人(現4人)となります。

「指名委員会等設置会社」は、経営陣の選解任案の決定を行う指名委員会を設置しますが、トヨタは取締役会で「全員参加で議論する」ことから同形式をとらなかったという事です。そもそも「指名委員会等設置会社」は、日本の上場企業でも数パーセントだったと思います。

どの機関設計が良い、悪いではなく、各々にメリットやデメリットがあります。自社に合う型の機関設計から判断されるべきというものです。

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