10/12のゆる〜く気になる記事 工場関連記事です
10/12の日経新聞からです。少し色合いは違いますが、工場建設というキーワードからまとめてみました。
❶ 工場進出、16都道府県で増加
日経新聞の一面に「地域再生」の記事になります。日本の記事ですが、国内の工場新設が低迷する中、16の都道府県で工場の新規進出が増えているとの事です。2023年の進出数を2010年の2倍に伸ばしているそうです。
ただ、16都道府県では増加ですが、27府県では減少、4府県では横ばいだそうです。
1番伸びたのは茨城県ですが、工業団地やインフラの整備が理由と思われます。また、大型投資が相次いでいる半導体関連も牽引しているとの事です。一方、人員確保には課題が見られます。
イメージ的には日本から生産が海外に移管しているように思いますが、優秀な人材や円安なども背景にあると思います。国内回帰は経済の活性化にはつながりますので、期待です。
❷ ミネベアやレゴ 再エネ100%工場
環境への貢献記事です。
ミネベアミツミはカンボジアで全電力が再生エネルギー由来の新工場を建設、玩具大手のレゴもベトナムで再エネ100%の新工場を稼働させるという事です。
環境に優しい製品を売り物として、調達先の選別に応えることが狙いとなります。記事では他にもサントリーやエプソンなどもアジアで100%再エネ工場の展開を進めているとの事です。
詳しくは記事をご覧頂きたいのですが、工場全てを再エネにする、という動きは凄いと思いますし、これらの企業に続く動きが出てくると思います。
❸ ホンダ初のEV専用工場
ホンダは先日中国工場の閉鎖を発表したばかりでしたので、アレっ、と思いましたがこの記事はEV専用工場が稼働したということで、全体計画には折り込み済みのものでした。
ホンダは2035年までに中国で販売する新車を全てEVにする計画を立てています。中国の東風汽車集団と合弁会社の「東風ホンダ」の新工場で、約800億円を投資しています。新工場では自動化比率を高め、一部の工程では物流要員をゼロに出来たそうです。
経営戦略に紐づいたサステナビリティ活動が更に求められていく中、国内回帰も環境対応も非常に重要だと思います。
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