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1/14のゆる〜く気になる記事 半導体投資 1.5兆円下振れ

半導体の需要は、多くの企業に影響がありますが、2024年度の投資額は下振れの見通しとなりそうです。来年度の経済がどのようになるのか、注目です。1/14の日経新聞からです。

半導体投資 1.5兆円下振れ

世界の主要半導体10社の2024年度の設備投資金額は前年比2%減の1233億ドル(約19兆4000億円)となり、期初計画を約1兆5000億円下方修正しました。これは増加の計画から一転、2年連続で前年を下回ることになります。

半導体も業界によって需要が異なります。AI(人工知能)向けは勢い衰えずの様相ですが、電気自動車向けは失速しています。また半導体振興策を受けて前倒しした投資により、生産能力に過剰感もあるようです。各企業の詳しい状況は新聞記事をご覧頂きたいのですが、どこも苦しいようです。

SEMI(国際半導体製造装置材料協会)によると世界の半導体工場の稼働率は足元で7割程度と健全性の目安となる8割を割り込んでいるとのことです。そのため、各社とも設備投資の見直しをしています。

自動車の需要が弱い中、サプライチェーンの裾野が広い半導体関連企業において、来年度の需要復活は日本経済にとっても大きな関心ごととなります。



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