10/17のゆる〜く気になる記事 EV世界販売「35年55%」
10/17の日経新聞からです。
最近は、EVの足元需要の落ち込みで台数の増え方もスピードダウンしていく、またハイブリッドがその穴を埋めていく、という風潮でしたが、若干違うイメージの記事になります。
I国際エネルギー機関(IEA)の予測となります。
IEAが公表したエネルギー市場に関する4月のEV市場の報告書によると、2035年の世界新車販売のうち約55%をEVが占めるとのことです。中国と新興国で堅調な販売を見込みますが、米国の政策変更による減速リスクも示しました。
IEAのEV販売のシナリオでは、2030年に約45%となっています。
報告書が4月と少し前ですので、直近の状況が反映されているのかは、少し疑問です。
中国メーカーの拡大によるバッテリー価格の低下によるポジティブ面に対し、充電インフラの整備遅れなどで各国の政策が遅れると2030年は10ポイント近く下がるとも予測しています。
うがった見方をしますと、IEAとしてこのタイミングでEVは将来堅調であると示したいのかな、と思いました。中国との関係や、大統領選の結果もEVの行く末を左右すると言う事にも触れており、大統領についても何らかの発信をしたいのかな、とも思います。考え過ぎだとは思いますが。なお、トランプはもともとはEVについて否定的でしたが、イーロンマスクとの関係を考えると今はどうなのかとは思います。
EVの今後については、私も不定期ですが記事に取り上げていますので、しっかり動向を注視していきたいと思います。
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