10/19のゆる〜く気になる記事 中国経済動向
まだまだ、中国経済の先が見えません。
10/19の日経新聞からです。
中国細る内需 刺激策後手
中国不動産、底なき安値
中国経済が、不動産需要の低迷を受けて減速し始めてすでに2年近くなりますが、多少の需要変動はあるものの回復には至っていません。半導体などの一部セグメントでは好調な場面も見られましたが、不動産やEVの需要低迷による自動車や設備投資も引き続き悪い環境です。
刺激策は打つものの、GDPでは2四半期連続で伸びは縮小しています。中国は2024年のGDP目標を5%前後と設定していますが、1-9月の経済成長率は4.8%となっています。計画通り?にも見えますが、追加刺激策を打つことから良い状況では無いと推測します。
不動産需要の低迷は、住宅建築に関わる鋼材やセメントや家電など様々な産業に影響します。今の問題は、価格統制を撤退した地域での安値競争の激化や販売停止など不動産業界の財務悪化につながります。
日本企業のいわゆる中国株の低迷も顕著であり、半導体の株価も警戒感があるなか、企業にとっては、下期の事業運営が重要となります。