10/6のゆる〜く気になる記事 米雇用 薄れる失速懸念
フォローさせて頂いている方の「秋本番で肌寒い」というのを朝から実感しています。
10/6の日経新聞からになります。米国の経済動向は日本にも株価含めて影響がありますが、米国の雇用の失速懸念が薄れるという記事になります。
米雇用、薄れる失速懸念
米労働省が4日に発表した9月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が、前年比25.4万人増と予想を大幅に上回りました。7-9月は4-6月に比べ就業者数が伸びています。
この雇用情勢の理由の一つが女性の就業者増と言われています。「プライムエージ(働き盛り世代)」と呼ばれる25-54歳の女性労働参加率が8月、9月とも高水準でした。5歳未満のお子様を持つ女性の活躍が大きいそうですが、コロナ禍以降に広まったテレワークの影響も大きいとの事です。経営者が週5日出社を求めている中、懸念される可能性もありそうです。
また、コロナ禍からの急激な経済回復による求人の増加もあり、幅広い求人層により人種間の失業率も差を縮まったまま推移しているようです。
加えて、コロナ禍後に人手の確保に苦労した企業はレイオフにも及び腰との事でレイオフは下回っているようです。ただし、失業率は経済動向に遅れて動く「遅行指標」とされており、レイオフが動くのは景気後退期に入ってしばらくしてからと言われています。読みにくい経済動向の中、長期化した高金利政策がどのように景気にブレーキをかけていくのか見通せない部分が大きいようです。
9月に開催されたFOMCでは、参加者の多くが失業率の上昇リスクが高まっていると指摘したり、アメリカのエコノミストが今回の雇用統計は市場よ減速が徐々に進んでいる事を示しているなど、雇用の減速そのものは続く公算が大きいと考えられているようです。
色々な要因が絡んでいるのですが、米大統領選もありますので、その後に金利など含めて失業率の動きがありそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?