2022年10月のTOP5～神とか仏とか～

東京は品川、西小山にある銭湯「東京浴場」。ロビーの一角にあるシェア型書店「フロナカ書店街」に出店しているTOP5BOOKSと申します。
毎月適当に決めたテーマの沿った本を5冊選んでいます。

すっかり遅くなりましたが、10月のテーマは「神とか仏とか」。
神無月とうことで、「神はいないけど仏はいる」というテーマにしたかったけど仏の本が集まらなかったため神も混ぜて「神とか仏とか」になりました（ﾃﾍｯ

2022年10月のTOP5

｜稲荷神社のキツネさん／東村アキコ(作画)、町田真知子(原作)
お稲荷さんにお参りするとお金持ちになるという。そのお参りの仕方などが載っています。
東京タラレバ娘のタラとレバのようなキツネのキャラクターが出てくるのは作者の十八番といったところです。
※※10/16時点で完売

｜心臓／奥田 亜紀子
作品集『心臓』より、「神様」。
双子の五時子が事故にあってしまい、五時子が助かるかわりに自分の幸せをあげますと神様と約束した四時子。二人の秘密基地に入る合言葉が二人の関係を物語っています。

｜ダライ・ラマの密教入門／テンジン・ギャムツォ／ダライ・ラマ14世
観音菩薩の化身として転生を繰り返し現在にいたるというダライ・ラマ。
チベット密教では仏陀になるための方法が具体的に説かれているとのこと。
その入門編です。

｜仏教人生読本／岡本 かの子
第十七課「誘惑」では、真面目に修行に励む僧に若い腰元を送って誘惑させます。その僧は若い腰元の誘いに顔色一つ動かさず、冷たく腰元をいなします。その結果、僧は追放されてしまうという話に修行の難しさを感じました。

｜マイ仏教／みうらじゅん
サッカーの中田英寿が引退して、「自分探しの旅に出ます」と宣言したことを引き合いに、諸法無我とは「自分探しの旅」ではなくて、むしろ「自分なくしの旅」を目指すことと説く。
仏教をとても身近にわかりやすく説いた本です。

※売り切れ、本の入れ替えにより在庫がない場合はご容赦ください。