芸術的種蒔きの話。ライブパフォーマンス編

　遡って先月のコトになりますが小金井の宮地楽器ホールにてライブパフォーマンスの収録をしてきました。

　元々は昨年東京都が募集していた「アートにエールを！東京プロジェクト」に提出した作品なのですがライブでも再現出来るのではないかと再演をしてみたわけです。

　こちらがその作品。音楽と映像のみならず、TAPダンス、音響効果、そして氷染めのパフォーマンスなど一堂に介したジャムセッションのようなアート作品。この時はメンバー全員で集まる事が出来ない状態だったので、各々自宅やスタジオから音楽に合わせて同時に演奏、パフォーマンスをするというリモートワーク的ライブセッションをやりました。

　マルチ画面でみるとこんな感じでライブが展開しているんだなというのが解ります。この動画を見直しながら音と映像が同期しているようで送られてくる動画データにタイムラグがある為に発生していた「起こった出来事にどう対応するのか？」という行為が表に出てきているのを感じ、これをステージ上で再現したら面白いんじゃないのかなと思ったのが、今回の収録のキッカケでした。

　イベント業界はまだまだ自粛や延期が続いている為、場所を通常の値段より安く借りれたりします。興行をやっても客数制限があるので仕掛ける側も収益にならないというのもあるしね。だけど、収録する事は可能なわけで撮った映像を後で配信や今後イベント業者に提案する為の資料として見せることは出来るんじゃないのかなと「起こった出来事にどう対応するのか？」という発想で撮影に臨んでみました。笑

　今年もまだ自粛が続いてますが、やれるコトは色々あるんじゃないかと水面下でアクションを起こし中です。海外への渡航が今よりもスムーズになってきた時の種まきを2021年も続けていくことになりそうですね。

　終了後の一枚。このメンバーで海外公演もやれたら良いなと目論みつつ、撮影した素材を鋭利編集中です。近々、ライブの動画もnoteで紹介できたらと思っています。