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YouTubeにある「部活辞めたい」動画について

YouTubeで「部活辞めたい人」と検索してみてください。

動画が無数に出てきます。かつ、再生数がそこそこ伸びていることもわかります。

・部活意味ない

・部活辞め方

・部活コスパ悪い

・部活辞退代行業者

 部活動への良いイメージがほとんど感じられません。

 中学校の現状に目を向けてみると、部活動強制の中学校もあるようです。やりたくもないことをなぜ強制にするのでしょうか…

 昭和までは学校の世界が学生時代の全てと考えられていて、そこで色々経験しなければいけなかったことは理解できます。ですが、時代は令和です。今では学校外の活動の方がその生徒に影響を与えています。これは、事実だと思います。それを受けて、先生と生徒の間に大きな乖離がることは明らかだと思います。

 では、そうなった現代に現場の先生方は部活動をどうしていきたいのでしょうか?

1.部活動に対する現場のイメージは…?

この現実を、学校現場の先生方はどのように感じているのでしょうか?

教員A「最近の若者はなってない。この程度で文句が出るとは根性がない。」

と思っているのか。

教員B「これは、生徒からのフィードバックと受けとめ、真摯に向き合っていかなければこれからの学校部活動はなくなってしまう。」

と思っているのか。

教員C「とっくの昔に学校部活動は崩壊している。システム的に全ての生徒の需要に応えることは無理である。」

と思っているのか。

 私は、昨年度まで学校現場で働いていました。そこ経験も踏まえてお答えするのであれば、教員Cの意見が一番ではないでしょうか?

 特に、義務教育である小学校、中学校では様々な生徒が混在する中で、授業を成り立たせることで限界で、課外活動である部活動まで本気で取り組める先生は少ないと思いますし、教員の数が足りていないと思います。

 では、ニーズが多様化しているにもかかわらず、それに応えることができない現状にある学校側はどうしていかなければいけないのか。

 それには、「部活動の民営化」しかないと思います。部活動という活動を学校外に出すしか、ニーズに応えるすべはないと思います。

2.部活動の民営化に向けて…

 ここからは私からの提案になりますが、私は現在、「新潟クラウン」という中学校軟式クラブチームでコーチをしています。新潟市のいろいろな中学校から選手がきてくれていまして、現在20名ほどの選手が所属してくれています。嬉しい限りです。

 その中には、中学校野球部が少人数で成り立っていないチームから来ている選手もおり、試合経験を積むという少人数ではできない体験のためにという意味ではクラブチームにはその価値があると思います。もっと人数が増えれば、チーム内リーグ戦などを年間通じて実施し、選手に負荷をかけないように分散しながら、全選手に公平に試合経験を積ませることができる「育成特化型のクラブチーム」が完成します。私はそれを目指し、今現在も活動しております。(体修塾の取り組みは逆です、平日のスキル取得して最高の場を提供することを目的としています。)

3.クラブチームの課題

 新潟クラウンの活動は、基本的に土日のみ、平日自主練が一日ありますが、全体練習は土日のみのです。練習量が少なくなるという課題があります。

 私個人の意見では野球の練習は育成期(小学校から高校まで)週3日でいいと考えているため十分なのですが、保護者の方々からすると週6日でやるのが部活だというような意識もあるため、それと比べると差があるようです。

 では、平日の夜に新潟市内いろいろなところから通っている選手たちが同じ場所に集まって2日練習日を作ることはかなり困難であることは安易に想像できます。なので、現在は1日だけなのです。

 ですが、もしそれぞれの中学校に野球部があり人数は少なくても活動しているのであれば、同じ軟式ということもありますので協力ができると思います。

最後に:私個人の理想としては

週末 土日 新潟クラウンチーム練習で実践経験を積む

平日2日程度 個人スキルを磨く (打撃 投球 守備(ハンドリングなど))

結果:週に4日の野球実施を確保する

これで、選手に負担をかけることなく、スキルアップも試合経験も詰める最高の環境が整うと考えています。

皆さんも興味があれば是非「新潟クラウン」を検索してみてください。選手ファーストで考えられたチームがそこにはあると思います。

記事を読んでいただき、ありがとうございます。もし宜しければサポートをお願いいたします。新潟県の野球のために使わせて頂きます。その内容も、必ずnoteで報告させて頂きます。よろしくお願いします。