④自分探しの旅!〜自己理解プログラム〜STEP1 MEMO
「実現手段」を考えてはいけない
本当にやりたいことを見つけてから実現手段を考える。
ほとんどの人は実現手段から考えてしまうことが多い。
この会社で働きたい、入社すること、生き残ることが目的になってしまう。
また、お金が稼げそうだからSNSをやってみるなど。
実現手段が目的を陳腐化する可能性がある。
実現手段を先に考えることは時間の無駄であることを理解する。
実現手段から逆算する、縛りプレイを楽しみたい人以外は、
目的から順番に考える。
自分の目的を実現するものがないかという思考を作ることで
自然と情報を取るようになる、カラーバス効果を意識しよう。
実現手段しか考えられなくなると、負のループに陥る。
今できることから考えると視野が狭まる。
また実現手段は毎回変わってくる。
時代の変化は避けられない。実現手段が急に機能しなくなった
時に、どうすれば良いのか迷ってしまう。
やりたいことが仕事にならないは嘘。
仕事にするための実現手段を見つけていないだけ。
外側からではなく、内側から考えていくことで自信を整理する。
「本当にやりたいこと」「なりたいもの」の違い
2つを混同して考えてしまうと、やりたいことが見つからなくなる。
本当にやりたいものは「行動名」
ー仕事の内容に注目
なりたいものは「職業名」
ー仕事のイメージに注目
まず最初に考えるのは「行動名」
そこからなりたいもの「職業名」を考えるという順番。
なりたいものを考えてしまうと仕事のイメージを想像してしまう。
やりたいことから考えることで、仕事の内容に注目するようになり、
実際に仕事をしてもギャップが起きづらい。
なりたいものを聞く、考えるのはNG。
なぜなら職業から想像してしまうから。
今一番やりたいことは何か、内発的動機を引き出すことを意識する。
また、なりたいものから考えると実現手段が限定される。
すでになりたいものがある場合は、本当にやりたいことに置き換える。
自分は何をやりたいのか(行動)を考えてみることで、
そこを軸に実現手段の幅が広がる。
なりたいものから考えると過去の職業名しか選べない。
自分の知っている職業に限定される。
これからAIに代替される世界がやってくる。
新しい職業が次々と生まれる。
本当にやりたいことを定めておけば、迷わずに行動することができる。
1 本当にやりたいことを決める
2 実現できそうな「なりたいもの(職業名)」を探す
3 もしなければ作る
上記のステップを念頭に考えていく。
本当にやりたいこと=やってしまうこと
これがやりたいという強い欲求は必要ない。
自然とやってしまうことに意識することで、
モチベーションに左右されなくなる。
やってしまうことを見つけるためには、
価値観、才能、興味から見つけることができる。
それぞれのやってしまう特徴を整理することで、
本当にやりたいことになる。
大事なことでは「もっと〜したらいいのに」
と思うことを想像してみる。ついおせっかいしてしまうことはないか
ここからモチベーションに悩まなくなる。
得意なことでは「やっていても疲れない」
と思うことを考える。その行動を禁止されると辛いこと。
自然とできる得意なことは、成果が自然と上がる。
好きなことでは「興味が湧いてしまう」
と思うことを考える。興味を止められると辛いこと。
自然に勉強してしまい、いつの間にか成長できる。
本当にやりたいことを見つけるなら
「やっちゃうこと」を3つの要素で考えること。
「努力」は「夢中」に勝てない。
最初から強い欲求は必要ない。
「具体」と「抽象」
好きなことは分野。それぞれ具体・抽象に分けることができる。
具体と抽象は常に相対的な関係にある。
過去の体験が未来に活かせるようになる。
抽象化しないと、過去の経験が未来に活用できない。
過去の失敗、学びからのノウハウが常に自分の中に蓄積するようになる。
1つの具体から抽象を考えることができるが、断言できず納得感がない。
多くの具体(経験)をまとめ、共通項を考えることで抽象度を
高めることができる。
やりたいことの仮説はあるが、実際これで良いのか、と迷うことはないか。
まさに共通点を整理できずに、納得感がない状態。
複数の体験を振り返ることで、共通点を見出し、納得感を高める。
目安は最低でも3つ考える。
納得感があると行動に迷いがなくなる。
自己理解の振り返りは、具体な過去経験を抽象化する行為。
抽象化が必要だということをまずは認識する。
価値観・才能・興味の関係性
3つの要素は相互に関係しあっている。
自分らしく生きる、個性とは何かを考えると
価値観・才能・興味の3つに分けることができる=個性になる。
それぞれの要素をつなげる質問。
価値観↔︎才能
How その価値観をどうやって満たすか
Why なぜその行動が好きなのか。その行動は何のためにやっている
興味↔︎価値観
What その価値観は何の分野で満たせるか
Why なぜその行動が好きなのか。その行動は何のためにやっている
興味↔︎才能
How その分野でのどんな行動が好きか、その分野のどこが好きか
What その行動は何の分野で発揮できるか
自己理解を進めるうちに、すべて繋がっていると思えるタイミングがある。
そこに気づけたとき、初めて「自分らしさ」という感覚を得られる。