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「拍感を養う」ということ

「拍感のある演奏を心がけましょう」と指摘されたことはありませんか?

拍とは英語で言うビートのことで、音楽のリズムを構成する単位のことを言います。拍の長さ(または短さ)によってその音楽のテンポが決まり、またその強弱によって音楽の拍子が形作られます。拍感とは、拍を感じ、それによってその音楽が持つ性格を表現すること。拍感のある演奏とは、音楽に一定の脈のようなものがあり、音楽が自然と前へ進むような演奏を意味します。

拍感を養うためには、拍子を言いながら手でリズムをたたく練習を取り入れたり、曲を演奏する前に心の中で拍を刻むことを意識したりするなどの練習法があります。また、まだピアノを始めたばかりの生徒さんや、楽しく拍を感じる練習をさせたい、という場合は「バスティン プラス」のような伴奏音源を活用することも効果的です。

異なるテンポで練習するメリット

バスティン・メソッドの公式アプリである「バスティン プラス」では、「ベーシックス」「パーティー」「オールインワン」各テキストに収録された1200曲の伴奏音源を再生することができます。

 バスティンプラス~音源再生画面

「バスティン プラス」では、各曲の伴奏音源を3種類のテンポから選ぶことができるので、ぜひ3種類すべてのテンポで練習してみることをおすすめします。それによって、心の中で拍を刻み、さまざまな拍感の違いを感じとることができます。

また、それぞれの音源の前奏には指定のテンポのカウントが入ります。カウントを聴いてから演奏を開始する習慣が身につくと、伴奏音源無しで演奏する際にも心の中でカウントする、つまり拍をイメージしてから演奏を開始することにもつながるでしょう。

伴奏音源を上手に活用♪

以下の記事では、レッスン内でアプリを積極的に活用されている井上朗子先生と塚田めぐみ先生にお伺いした、音源を使用することの教育的意義やおすすめの使い方をご紹介しております。
実際のレッスンの様子なども掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

伴奏音源と合わせて楽しく拍感を養う

壮大なオーケストラのような音楽からポップス調のものなど、さまざまな世界観を楽しめる伴奏音源。楽しく練習しながら想像力豊かに拍感を身につけられると良いですね♪