ライフハックとしての人工精霊
昨年「うちの脳内コンピューターが俺を勝たせようとしてくる」という小説を読みました。将棋ラノベの「りゅうおうのおしごと!」のSS、いわゆる二次創作小説で、内容としては作中世界に転生した主人公が脳内でコンピューターからの助言を受けながら将棋を指して活躍する、というもの。なかなか面白くて一気読みしてしまった。
さて、この脳内コンピューターですが、話を読み進めるにつれて「本当はコンピューターではなくて主人公が意図的に生み出した別人格だった」ということが明らかになります。胎児のころ、