GAME化したボトムズ作品の話♪
ご覧いただきありがとうございます。
ここはPS1対応ソフト「装甲騎兵ボトムズ」の紹介ページになります。
装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語
装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編
装甲騎兵ボトムズ ライトニングスラッシュ
装甲騎兵ボトムズ 鋼鉄の軍勢
※↑の並びは発売された順番です。
紹介するボトムズ作品は上記4作品です。
もしアナタが、ボトムズファンなら、又はロボゲー好きの方なら、どれもこれもが良作だと思う事でしょう。
その良作4作について、紹介してみようと思っています。
もし、このコメントを読んで「買いたい」と思っていただけたら幸いです。
ちなみに、作品のオススメ具合は上から順になっています(一番上のライトニングスラッシュが一番オススメで、一番下のウド・クメン編が4作中一番オススメしないという具合です)。
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■装甲騎兵ボトムズ
ライトニングスラッシュ
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ジャンル:ADV+3Dアクション
VOTOMS度:★★★★★
一般的度:★★★★★
私的満足:★★★☆☆
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この「ライトニングスラッシュ」は、ボトムズファンだけでなく、ロボゲー好きな人なら問題なく楽しめる作品だと思える程、高クオリティな作品です。
ロボット同士の戦闘については、カッコイイ3Dモデリング、戦闘マップの豊富なバリエーション、AT同士のバトリングそのものも十分面白いですが、ATだけでなくヘリや戦車と対戦したり、複数混合の戦闘も楽しいです。自分の腕(ランク)を決めるAT試験も楽しかったです。
更にADV部分でも、ボトムズの世界観を活かしたストーリーとバトリング、アドベンチャー部分の演出など、どれもこれもが素晴らしい。
自分がボトムズファンだという事を割り引いても、きっと他作品達と比べ平均以上のクオリティを保ってると思います。しかもそれでいて、とーっても「ボトムズ」してるんです!
(それって、とてもスゴイ事だと思います)
バトリングも楽しい、ストーリー上の戦闘も楽しい、アドベンチャーシーンも十分楽しい。とても欲張りな事を上手くやった作品だと思います。
でも私的には、大事なロボ戦闘が、どことなくオートマティックなところやロボットのレベルが上がる…などが『私好み』ではない為、ちょっと辛口になっています(上手い表現ではありませんが、ウド・クメン編とベルゼルガ物語の操作を足して2で割ったような…)
でもエンディングがとっても大好きで、見惚れてエンディングを何度も見てしまいましたし、ロシアンなオープニングも大好きです(そう、ボトムズのATってロシアンな香りがしません?)。オープニングムービーは何度も見てしまいました。どちらもとてもカッコイイです。ああボトムズ万歳!(笑)
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■装甲騎兵ボトムズ外伝
青の騎士ベルゼルガ物語
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ジャンル:ADV+3D格闘アクション
VOTOMS度:★★☆☆
一般的度:★★★☆
私的満足:★★★☆
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この「ベルゼルガ物語」のセールスポイントは下記3点。
自分用に好きなようにATをカスタマイズしたい。
とにかくAT同士の戦闘(バトリング)がしたい。
色んなATを乗りまくりたい。
そんな夢を全て叶えてくれる作品です。
原作である小説の「青の騎士ベルゼルガ物語」を読んでいない私でも、ボトムズって事でとっても遊べましたし、ガンダム好きの友人をボトムズ好きにさせた作品でもあります。
では本題として感想や紹介に入ります。
このベルゼルガ物語は、ライトニングスラッシュよりも もしかしたら人気がありそうなソフトです。
内容は、ADVの演出やストーリー部分は結構ひどい…と辛口に評価できる部分はあるモノの、それでも遥かに優れてると評価できる戦闘部分(バトリング)は、とてーも遊べます。特に自分独自のATを作って友達と対戦すれば、燃えまくりです。
でも私的にはこれまた微妙です。
対戦。とっても燃えますが、バランスが若干壊れているので、その追求をしてしまうと、どうしても戦闘をする前に、勝ち負けが見えてしまいそうです。そのせいで「そこまでして勝ちてーのかよ!」とか言われてしまいました(笑)
でもライトニングスラッシュと比べると、こちらの方が好きです。
(バランスが壊れてるのは、やりこまないとわかりにくいですし…人によっては、そうじゃないと言い張る人もいるので、違うかもしれません)
オープニングは日本的でプロレス的なノリではありますが、カッコイイです。ヘビー級ATのベルゼルガがジャンプしちゃって愛嬌たっぷり!(笑)
しかもスゴイ事に、主人公である自分達は、ヤラレ スコタコ!(笑) オープニングムービーで主人公がザコ扱いされて撃破さなるなんざ前代未聞? でも見る度に「ゲームやる気」度があがる頼もしくてカッコイイムービーです。
ちなみに、あんまり世界観もロボットも「ボトムズ」って気がしません。ATの動きがド派手だし、色々とオートメーション機能がついてたり、格闘戦が人間的な動きをしてしまう為、パワードスーツに見えてしまう時があったり、プロレスラーの話みたいに見えます。それだけ「超ド派手」な戦闘とも言えますケド。
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■装甲騎兵ボトムズ 鋼鉄の軍勢
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ジャンル:SLG
VOTOMS度:★★★★☆
一般的度:★★★☆☆
私的満足:★★☆☆☆
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スパロボも含め、ヘックス戦闘のようなゲームが苦手な私には、正直「勘弁してくれ」と思いました(だってこれが最後のボトムズ作品なんですもの…)。
3Dモデリングが4作中で一番カッコ悪いです。でもストーリーはとてもボトムズしてましたし、話の展開も楽しかったです。BGMが特に大好き。
BGMの話ですけど、ボトムズの世界で、ピアノ、トランペット、アコースティクギターなんてとっても異色。しかもアフロの似合う曲調にも関わらず、アフロな土臭さが似合うのでしょうかねぇ~。とってもカッコイイです。ボトムズワールドに馴染んでいて聞惚れました。オプションでサウンドテストが出来て、それがとても幸せ(笑)
それとオープニングムービーもカッコイイです。
降り積もった雪を滑走するATが、アフロな曲で攻めたてる…カッコイイ。
この作品、私自身に愛があったからこそ「クリア出来た」とも言えますが、「ヘックス戦闘嫌い」な私でも楽しめたんですから、ポテンシャルは高いかもしれませんね。
もしヘックス戦闘でなく3Dアクションであったら、もっと高い評価をしていたかもしれません。
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■装甲騎兵ボトムズ ウド・クメン編
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ジャンル:3Dアクション
VOTOMS度:★★★★★
一般的度:☆☆☆☆☆(無)
私的満足:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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ハッキリ言って、この作品は一般的にクソゲーと思われても仕方がないです。ボトムズ好きな人でさえ、このゲームの楽しさを理解する人はいなかったようです。私を除いて。
どこがクソなのか。「不気味な3Dフィアナ」「とてつもなく地味」「高い難易度」「自機ATの動きが鈍い」「PR分配が難しい」「機体特性セッティングがわからない」といった点があげられます。この問題を解決する為には、下記の事を念頭に置く必要があります。
「ボトムズがメチャクチャ大好き」で、ATを「鉄の棺桶」と思っていて、「人は流れに逆らい、そして力尽きて流される」モノだと思っていて、「戦争に疲弊している気分に酔いたい」事が大前提です。
ヘビィマシンガンで攻撃してても、当たってるのかハズれてるのか判断しにくく、そして相手は固くて、しっかり敵機は自機に弾を当ててくる。しかもATのPR劣化は想像以上に早く、スグに止まってしまいます。ヘビィマシンガンもアームパンチも全く手動で当てねばならず、当てる事自身もかなり難しいです。
しかしです。一見ぎこちない動きを見せるATではありますが、悟ると、途端にATを支配できます。敵の弾幕にも障壁が見え、敵の弾やアームパンチをすんでで避け、劣化を食い止め、ターンピックで振り向きざまにアームパンチを当てる、突撃しつつ回避しつつ「フッ」と近づきアームパンチを食らわせ、間髪入れずに反撃に出る敵機をローラーダッシュで避けながらヘビィマシンガンを食らわせる…そんな事が出来るようになります。
十字放火など圧倒的に不利な状況の中で「鉄の棺桶」を自在に動し、好転させてゆく快感。それがこの「ウド・クメン編」の魅力になっています。
エフェクトも「地味」だけど凝っていて、職人のような作りで共感が持てます。撃ち尽くした後のカートリッジ交換、ターンピック、キックやパンチのエフェクト、最速ローラーダッシュでかませるタックル、ミッションディスク始動時の動きとアングルなどなど…どれも地味だけどカッコイイです。(でも爆発があれだけ派手だと、もう少し他のエフェクトも派手にしてほしい気も…)。
今でも遊ぶ数少ないゲームで、4作品中一番好きなゲームです。
ちなみに、オープニングムービーはTVアニメ「装甲騎兵ボトムズ」と同じモノを3Dに移植したモノとなっています。個人的に好き。TVCMに入るアイキャッチも3Dで再現されてるし…「雪のように降って来た軍のAT降下部隊」なところもムービー化されていてすごーくカッコイイです。
(これの為にステージ8があるようなモノです…笑)
あと、このゲームは、プレイヤーはキリコになってウド/クメンをトレスする話になっています。だから当然、難易度は高くなるよね(笑)
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■まとめ・所感
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ボトムズTRPGをするべく勉強していた時期にガッツり遊んでいたモノを記載しました。
その為PS2にもボトムズのゲームがあり、そちらもプレイ済みではありましたがガッツりというワケではなかったので記載はしていないです。
また研究時期ではない頃だとSFCにもボトムズのゲームがありますが、こちらは未プレイです。PCゲームにもボトムズのゲームがあり、こちらはプレイしたような気がするのですが、あまり覚えていないです。
おわり。
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