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ココフォ部屋の手法。その2♪
今回は「その2」でビジュアルの話。
色々な人に聞きながら「少しオシャレ」&「ホラーテイスト」を頑張った。その内容のまとめ。
基本的にはレギュレーションを作って、それに従って作ってたつもり。
「レギュレーション」とは、規則。今回の場合はメタルール的な要素にもなる。「ビジュアルを作る為のルール」のニュアンスで使っている。
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【A】パーツ
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パーツは下記のレギュレーションを決めて作った。
【A1】全体として暗い色を基調にする
【A2】白い境界線
【A3】下が明るく上に向かって暗いグラデ
【A4】アニメGIFは駒のみ。
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【A1】全体として暗い色を基調にする
具体的には「背景」含めた全ての色を暗くしています。
理由は2点あって、「ホラーテイストにしたい」「何かを目立たせたい時の為に落ち着いたベースを設ける」。基本的に重要なのはテイストを揃えて落ち着かせるのが良いという事。
【A2】白い境界線・暗い境界線
このパーツは意味のある記号である事を自然に理解して貰いたいと思っている。
そう思った場合に、視認性・可読性・判読性を上げる為の手法が「白い境界線」である。
これは【A1】があって成り立つ。
「暗い境界線」の場合はパーツ分けされていない、パーツ的な意味のないビジュアルに対して利用する。
※基本的に境界線とそれ以外の箇所に激しいコントラストが生み出されていれば成り立つ。
【A3】下が明るく上に向かって暗いグラデ
グラデ自身はオシャレや上品さを意識する為に用いている。
また上品にする為に、色の格差は狭めてグラデになってる事が気が付く程度で強くアピールはしない(白→黒より灰色→黒みたいな話)。
グラデについても、懐中電灯を下から上に向けて顔を照らすと怖い・不穏な印象を与える。
それと同じ事を再現する形で下が明る目、上が暗い形のグラデにしている。
【A4】アニメGIFは駒のみ。
ココフォリア部屋ではアニメーションが凝ったモノとして重宝されていたり、アニメーションがオシャレツールらしい事を知る。
自分は「人間は動きに敏感で制止画像より動いている画像に敏感になる」特性を利用して、「矢印」「目印」等のマーカーに限った形で使用している。
これにより、動いているモノ=「矢印」「目印」となる為、見失う事が軽減される。
【A5】強調色。駒以外は少し暗くする。
暗くする理由は2つある。
1個目は、「矢印」「目印」「メモ」は輝度で#FFFFFFまで使用しているが、それ以外のモノは色を抑えていて少し暗くする事で、目立たせたいモノをより目立つようにしている。
2個目は、画面全体のコントラストが激しいと目が疲れやすいし、オシャレ的な落ち着いた上品さをを出す為に、少し色を落ち着かしている。
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【B】ムード
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ムードは下記のレギュレーションを決めて作った。
■1920年代米国が舞台のシナリオ
◆雰囲気を作る為にモノトーン
◆ネガっぽく白黒反転する事も用いる。
◆1920年代など昔の地図を利用する
◆「新クトゥルフ神話TRPG」のロゴを使う
◆1920sとか英語でカッコつける
◆シナリオタイトルのビジュアルはどことなく落ち着いた形にする
◆ムードに絡むビジュアル部分は主に「暗い境界線」とその「ぼかし」を用いて、視認性・可読性・判読性を自然な形で行う。
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■現代日本が舞台のシナリオ
※現代日本観は難しい。今回自分は西暦2000年位に絞ったデザインにしている。
◆自身がホームカメラで撮影したような一人称視点の画像を使う
◆彩度を抑えて少し色あせるようにした。
◆ブラウン管TVを想定したビジュアル(走査線とアスペクト比と低解像度)。
アスペクト比&低解像度は、一度640×480pxの画像を240×240pxへ縦横比も変更して縮小し、その後更に640×480pxに戻すとそれっぽくなる。走査線は3px毎に1px黒い横線を入れる。パターンを作って塗る事で似た事が出来る。
◆「新クトゥルフ神話TRPG」のロゴを使う
◆昭和・平成は日本語より英語が好きだからWest Japan 2000sなど英語でカッコつける
◆シナリオタイトルのビジュアルは昭和・平成的に少し遊ぶ感じにする。
◆ムードに絡むビジュアル部分は主に「暗い境界線」とその「ぼかし」を用いて、視認性・可読性・判読性を自然な形で行う。
◆ゲームする我々は2021年の人間なので各パーツは走査線の影響を受けないようにしている。
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【C】まとめ
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「パーツ」と「ムード」とで分けて説明した。
シナリオ自身が醸す雰囲気をココフォリア部屋に再現する形は悪いとは思わないが、自分は「舞台」が不明瞭に見えた為、その手法は避けて、「舞台のムード」や「機能」に絞ってた形をレギュレーションと定めて、そのレギュレーション下でビジュアルを作った。コントラストはもっと低くした方がゴチャゴチャ感は薄れるだろうケドし切れなかったので稚拙感が出ているのが、これが今の自分の限界なのだろう…。
レギュレーションを作ってビジュアル化する事が良いのか悪いのかはわからないけど、ビジュアル面も道半ばなので、より良い部屋にしていきたい…。
ココフォリア自身の話については「ココフォ部屋の手法」を参照されたい。またパーツも無償配布しているので興味があったら「ココフォ部屋のパーツ……」も参照されたい。更に更にココフォリア用のセッション後にどの技能が成功したのかカウントするのも無償で作ってて興味があれば「ココフォ用CoC_PC技能カウンター」も参照されたい。
もしTwitter上での募集ツイに興味があったら、下記を参照いただけたら嬉しい。
もし卓募集から卓開始までの日程調整や自己紹介などのやり取りについて興味があったら、下記を参照いただけたら嬉しい。
自分はオンセする上でアナログな対応をしている。もしそれにも興味をもっていただけたら下記を参照いただけたら嬉しい。
自分がココフォリアで使用しているパーツ素材を無償提供している。もしそれについて興味を持っていただけたら下記を参照いただけたら嬉しい。
自分がココフォ部屋を作る時の構成についても記事化している。もしそれについて興味を持っていただけたら下記を参照いただけたら嬉しい。
CoC6版・CoC7版のプレイ後に技能を成長させる方法として、自分は下記の記事のJavaScriptを使用している。もし興味を持っていただけたなら下記を参照いただけたら嬉しい。
ボイセで発生する同時発話問題について、その回避策について記事化している。もし興味を持っていただけなら下記を参照いただけたら嬉しい。
良いTRPGライフを……。
おわり