今こそ勇気を持って攻撃を

Took

2024年10月4日 18:08

現在のMTGアリーナはどこを見渡しても除去除去除去。
クリーチャーなんて使わない方がいいという考え方のデッキも多いですね。
しかしカードゲームの原則はクリーチャーで攻撃すること。
今の環境でビートダウンは生き残れるのでしょうか。

【殺戮箱】の紹介中にクリーチャーの速攻化が話題に上がりました。

ダスクモーンのパックから【永劫の勇気】が4枚出ました。
他のクリーチャーが出るとパワーを2強化して速攻化させるエンチャントです。これ自身が死亡しても、追放除去でなければ場に残り
パワーアップ＆速攻化の効果は残り続けます。

デッキを作りましょう。完成したのがこちら、
走る火力デッキ（実質赤単バーン）です。

速攻持ちのクリーチャーが一切いませんが大丈夫でしょうか。

大丈夫です。
【永劫の勇気】【苦々しい再会】でクリーチャーを速攻化します。

これでも攻撃が通る前にすぐ除去されてしまう気がしますね。
大丈夫です。除去されてもいいクリーチャーを多めに採用しています。
【騒音の悪獣】は現環境でマスト除去のカード。こいつに除去を使わせましょう。
【ヴォルダーレンの興奮探し】は必ず4マナある時に出します。
（これを機に4枚作ろうかと思ってます）

本命は3マナでパワー4のクリーチャー達。
【永劫の勇気】があればパワー6の速攻クリーチャーとして殴れます。
【鎌爪の猛竜】は相手ターンで除去されると4点を飛ばすため、
殴れずに除去されても実質バーンカードです。

2マナ帯にはパワー3のクリーチャー達。
【永劫の勇気】があればパワー5の速攻クリーチャーとして殴れます。
【ラーダの扇動者】は限定的なブロック不可能力。
【ブタの貯金箱】はマナ加速。
持っている方を使って下さい。

後はバーンカードと除去カード。
最近クリーチャーが並ぶデッキが少なくなっているので、ここは調整の余地があります。【兄弟仲の終焉】はアーティファクト破壊も出来るのであった方がいいでしょう。

【悪魔の大騒動】はあまりデッキコンセプトに合わなそうですが、このデッキは1ターン目にやることが少ないので計画カードがピッタリ。
威迫とトランプルはチャンプブロック対策にもなります。
【ボイラービルジの大主】は無くても良いですが、かっこいいので
このために1枚ワイルドカードで作成しました。もし速攻化で殴れたら
パワー5＆8点飛ばせます。

このデッキは最近のアグロ対策に積まれている多くの除去カードを
全て受け止めながら相手を殴っていきます。

現環境の速攻デッキの弱点は、クリーチャーの数が限られており相手が何枚も除去を持っていると勝ち目がないことです。

しかしこのデッキはクリーチャーの数が多いので、1:1除去を受け続けて
相手のリソースを枯らせることが出来ます。
全体除去を切って更にクリーチャーやドロー呪文を入れてもいいかも。

今流行りの追放系のオーラはソーサリータイミングなので間に合いません。
弱点は【エルズペスの強打】と【太陽降下】ぐらいです。（結構見るけど）

試合の様子を見ていきましょう。