1人、また1人と絡めとられていくのか?
面識こそないが、かねがねひそかに支持し、
また尊敬してきた人物がいる。
その人は、清らかな心の持ち主で、
自らの内なる声を表現できる数少ない存在。
私の中では、そう確信していた。
また、今でもそれは変わりないのだろうと思いたい。
ところがある日、その人物は、突如として妙なことを言い出す。
「妙なこと」といっても、いわゆる「陰謀論」的なあれだ。
一面確かに問題提起の角度的には面白いが、
半面、うさん臭さが付きまとう。
といういつものパターンで、
しかもそこにある情報は私には既知のものばかり。
それまでのフレキシブルで若葉の匂うようなその方の世界が、
一転、空のかなたに暗雲がたちのぼったような気がした。
というか、汚されてしまったかのような印象を受けた。
「どうしたんだろう?」
と、心配になり、思い切ってその気持ちを伝えようか
とも思ったが、思いとどまった。
人の自由意志の問題に介入できないし、
その方にしても、思うところがあってそう発信しているのだろうから。
サタンでさえ光の天使を装う
そうこうしているうちに、
その方は、今度は大変に問題多き著名人物にスポットを当てた。
この流れがまずいのだ。
その方は、多少なりともインフルエンサーであるから、
「○○さんが言ってるんだから間違いない」
と、私のように支持している人たちをそちらに誘導してしまう役割を担っている。
極論すれば、神(仏)の仮面をかぶった悪魔に、やすやすと絡めとられてしまったということだ。
「みなさん、悪魔は、そこにいます。真偽を見極めなくてはなりません。だから私たち”目ざめたものたち”は手に手を取って戦いましょう」
とのスローガンのもと、悪魔側、闇側に連れ去られるということだ。
悪魔にとって居心地がいいのは「神の座」だからだ。
これには、正直さすがに私も肝が冷えた。
私の知る限り、ほぼ同様な軌跡をたどっている人物はもうひと方いらっしゃる。
この方も、過去には大変に勉強になる情報を与えてくれた人物である。
ここで、私が実名を挙げないのは、それは一個人の問題ではないからだ。
つまり、最も大事なことは、これから私たちがどのような心構えで何と戦っていくのかを明確にしなくてはならないということで、その人物がどうしたこうしたなどは、どうでもいい。
地上のライトワーカーグリッドはほぼ崩壊し・・・
相手を見くびってはならない。
敵は天使のような純粋な人ですら(だからこそ?)絡めとってゆくほどの勢力だ。
私たちの「情報リテラシー」などせせら笑って、ものともしない。
それが証拠に、どうやら、これまで信頼できる存在だったこの方面(スピリチュアルやユーフォロジー)の「権威」や「コンタクティー」でさえ、同様に向こう側に転向したという情報もある。
もちろん「裏で大金が流れている」という勘ぐりもある。
がしかし、この方々の行状から、あるいは人格から、そうは思えないし、思いたくもない。
むしろ、核心に迫っているからこそ、奴ら闇側は必死にミスリードという手口を駆使しているのだと思う。
その目的は、またぞろ、コミュニティーの内部分裂である。
「真実を追求する」道は平坦でないばかりか、いばらの道だ。
友を失い、尊敬する人物が去っていき、自らは周囲より白眼視されたり、冷笑を買う。
そして、うっかりそこで道に迷ったとき、恐るべきことに、
木乃伊(みいら)取りが木乃伊になる。
コブラは、今年の8月15日の「状況報告」ですでに、
と伝えている。
なるほどそういうことか、と合点させられる。
そう、相手にとって不足はないではないか?