ニヤマケイ

漫画などのメディア表現をについて考える唐揚げが好きな大人。

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最近の記事

旭川イジメ凍死事件について思うこと

きっかけは、PVPゲーム『荒野行動』「ああああ~! ってかマジでなんでやれないんだよ! お前がミスったせいでマジヤバくなったじゃん! ほんと死ねよ!」 「ごめんごめんごめん! ほんとにごめんねー」 「ごめんじゃねえよ、最低でもあそこで3キルしてっつったじゃん! MK持ってないとかありえなくねえ?」 「ってかマジ金もってねえし。なんも補給できんかったし。なにやってんだよ、お前(プレイ時間が少ないのは)サボってたんじゃね?」 「えっえっ? 結構やっているけど……」 「もうおっぱい

    • 被害者と加害者の対立で終わらせないこと~性暴力の実態を把握するために~

      マリエさんが18歳の頃、島田紳助さんに肉体関係を迫られて、同じ現場に居合わせた出川哲朗さんからも、島田紳助さんと肉体関係を持つよう勧められた、と告発したことが、ニュースになって幾日かたつ。 マリエさんが受けた性暴力が、ほんとうにあったのかどうか、私はわからない。 ただ、あの動画を見ている限り、完全な嘘であったとは思いにくい。 何より、もう芸能界の一線を退いているであろう(ここら辺は詳しくないのだけど)マリエさんが、過去の性暴力の被害を訴えることで得られるメリットが少ない。

      • Uber Eats配達員に「パンツ見せて」とお願いするイラストをSNS上で宣伝すること

        前回の記事は大勢の方にお読みいただき、驚いている。 ありがとうございます。拙い記事ながら、書いたことの役割を静かに噛み締めている。 さて、件の『土下座で頼んでみた』であるが、AT-Xというスカパー!系列の、視聴制限付きのチャンネルで放送されているそうなので、それは素直に良かったと思う。 ”ワンランク上”の作品として、類似作品も多い専門チャンネルで放送されているのは、とりあえずほっとしている。 性暴力の要素が見受けられる作品を放送及び制作することが、スカパージャストホー

        • 深夜アニメは誰のものか?

          表現規制と戦ったあの頃 1999年、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」という、通称「児童ポルノ法」が施行された。 この時、対象になった作品は、井上雄彦作「バガボンド」や三浦建太郎作「ベルセルク」小山ゆう作「あずみ」など。 私は、これらが児童ポルノには一切あたらない、という立場から、激しく反対した。 個人でできることなんて限られているので、何をしたかは思い出せない。署名かなんかしただろうか? しかし、全作品愛読した経験があり、絶対的に間違っ