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非効率や不合理を、産業構造を変革することで抜本的に解決する
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製造業受発注プラットフォームで起こした120兆円部品調達市場の革命
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★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(164)
<キャディ株式会社>
2017年に創業し、東京都台東区に本社を置き「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、日本で初めての製造業における受発注のプラットフォームをつくりあげ、大手企業と専門技術を持つ中小の町工場に委託するマッチングサービス事業を行う、資本金1億円 従業員数438名のスタートアップだ。
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同社は、製造業に特化した受発注プラットフォーム「CADDi」を開発している。
このプラットフォームは、独自開発の原価計算アルゴリズムに基づいた自動見積もりシステムを使用して、品質・納期・価格が最も適合する会社とのマッチングを可能にする。発注者が部品の図面(3D CADデータ)をCADDiにアップロードすると、平均7秒という早さでリアルタイムに解析し、自動で見積もりを出す。これまで数週間かかっていたものが瞬時に出るため、発注する製造業者にとっては、部品発注までの「早さ」が1つの価値となる。 また、全国のパートナー工場の中から、製造能力とコストが最適化され発注が分配されることで、調達コストが下がる。
さらに、受注する町工場にとっては、一切相見積もりの手間なく受注できることがメリットだ。通常、相見積もりされているので、見積もり作成後に受注まで至るのは2割くらいしか無い。そのような「見積もり地獄からの解放」という価値がある。
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また、調達・製造のワンストップパートナー『CADDi MANUFACTURING』の開発運営も行っている。メーカーの図面を独自のテクノロジーを駆使して解析し、品質・納期・価格が適合する加工会社を世界中から選定。製造・検査・納品を一貫して担い、サプライチェーン変革のパートナーとして支援します。2022年6月に図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』の提供を開始。図面を独自のアルゴリズムで解析し、形状・材質・部品名などから、必要な図面を瞬時に検索。図面データの活用を軸に、DXの実現を支援するとしている。
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★ 創業者の加藤勇志郎氏は、東京出身で1991年生まれ。大学卒業後、2014年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2016年にマネージャーに就任し、日本・中国・アメリカ・オランダなどグローバルで、製造業メーカーを支援するプロジェクトをリードしてきた。重工業、大型輸送機器、建設機械、医療機器、消費財などの大手メーカーに対して購買・調達改革をサポートしてきたが、100年以上イノベーションが起きていない製造業の調達分野における非効率や不合理を、産業構造を変革することで抜本的に解決したいと思い、2017年11月にキャディ株式会社を創業した。
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◆ 日本の製造業は、大手メーカーの系列という垂直統合型のシステムにより競争力を支えてきたが、結果的に部品を製造する下請けや孫請けと呼ばれる町工場を疲弊させてきた。特に、多くの町工場が特定の取引先に大きく依存しており、その結果、取引先からの発注がなくなると経営危機に直面するという問題が浮き彫りになっている。 この問題を解決するための一助となる同社が提供するソリューション、プラットフォーム「CADDi」は、部品調達のコストを下げ、見積もり作成などの手間を軽減することで、中小企業がより付加価値のある製造に集中できるよう支援している。
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❤ 日本の製造業を取り巻く環境はここ数年で大きく変化しており、人手不足、自動化の遅れ、技術継承問題、人件費の高騰などの課題が顕在化している。サプライチェーンの分断や激化する国際競争の中で、設備投資が進まないなどがあげられ、少子高齢化も影響している慢性的な人材不足は深刻だ。
現在同社は日本をはじめ、ベトナム・タイ・アメリカに進出し、世界9拠点で事業を展開し、2023年7月にシリーズC資金調達を発表し、累計調達額は217.3億円にのぼる。日本の製造業を復活させるためにも、ぜひ頑張ってほしいものだ。
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!
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◎キャディ株式会社 コーポレートサイト
https://caddi.com/