笑顔は世界中、どこでも通じる共通言語。
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余裕にこそ文化、文明を生み出し、人生を楽しみ、ほかの人を思いやる心が生まれる
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★今日の学び-兼高かおる
<兼高かおる> わたくしが旅から学んだこと
本名 兼高ローズ、1928年兵庫県神戸市生まれで、日本とインドのハーフ。 日本のジャーナリストで主に世界を旅するツーリストライター。「兼高かおる世界の旅」という紀行番組が1959年から1990年にかけ30年に渡り、毎週日曜日の朝に放送され、カメラマン一人を連れ、レポーター・ナレーター・プロデューサー兼ディレクターとして、戦後の日本へ世界を紹介し続けた稀有な番組だ。
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リタイヤ後23年経って書かれた本書にはこう書かれている
『リタイヤしたら自分が人生の主役。わたくしにとっては旅というステージが、主役を演じるために与えられた場所。主役も観客もわたくしひとりの。』
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取材で150カ国訪問し、番組終了後は日本各地を旅した。
結婚するという意味が分からず、生涯独身を貫き、2019年90歳で辞世した。
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さらに、こう締めくくられている
時間にも心にも余裕がなかった。人に生まれたのですから人を愛し、人に愛される人生の華があるべきだと。余裕にこそ文化、文明を生み出し、人生を楽しみ、ほかの人を思いやる心が生まれてくるのではないでしょうか。
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◆ 昭和60年のオープン以来、35年間にわたって親しまれてきた【兼高かおる旅の資料館】が令和2年2月に閉館された。
・・・もし、リタイヤ直後にこの本を書いていたら 彼女の人生は変わっていただろうか・・・
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◎【兼高かおる旅の資料館】閉館について
https://www.onokoro.jp/news/archives/5418
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