私たちと子どもたちが、希望と手をつないで歩める社会を創る
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「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指す
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★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(152)
<認定NPO法人フローレンス>
2004年に設立され、主たる事務所を東京都千代田区に置くNPO法人で、子どもの虐待や貧困問題など、親子に関わる社会課題の解決のため、病児保育、保育園、障害児保育、こども宅食、赤ちゃん縁組など数々の事業と政策提言を行い、未来を担う子どもたちを社会で育むことを目指す 、派遣や業務委託などを含む従業者874名(直雇用760名)の認定NPO法人だ。
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同法人は、目的に沿った多くの事業を手掛けている。
・訪問型病児保育事業、・小規模保育事業(おうち保育園)、・認可保育事業、・障害児保育事業、・訪問型障害児保育事業、・障害児家庭支援事業、・にんしん相談・特別養子縁組斡旋事業(赤ちゃん縁組)等。 主たる事業として2005年から開始した病児保育事業は、初年度38名の利用者から2021年度には7000名を超え、累計10万件の保育件数を誇っている。
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また、体重500gで産まれても命が助かるほどに、周産期医療が発達した日本だが、その背景には「胃ろう」や「たんの吸引」、「人工呼吸器」といった医療的ケアとともに生きる障害児は現在2万人を超えると推定されている。同法人は、日本初の医療的ケア児対応の長時間保育を提供し、保護者の就労支援を行うとともに、レスパイト※、学習支援のためのサービスも運営している。
※レスパイトとは、"一時休止"、"休息"という意味で、一時的に在宅介護が困難となる場合に期間を設けた入院の受け入れを行い、介護者の負担軽減を目指す仕組み。
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★ 創業者の駒崎弘樹氏は、1979年、東京都江東区生まれ。ベビーシッターをしていた母親から「ある日子どもが熱を出した時に、会社を休んで看病したら解雇されてしまった」という現場での話を聞いて、『子どもが熱を出すなんて当たり前だし、親が看病するのも当たり前のことなのに、それで職を失うような社会なんだ』ということに気づき、【地域の力で病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会をつくりたい】と考え、フローレンスをスタートして、日本初の「共済型・非施設型」の病児保育サービスを東京23区及び周辺地域に展開をはじめた。さらに、2010年から待機児童問題の解決のため、「おうち保育園」を展開し、政府の待機児童対策政策にも採用された。2012年9月には日本病児保育協会を設立し、11月に全国小規模保育協議会を設立するなど、理念に沿った取り組みを続けている。
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◆ 以前の病児保育は、国が主体となって小児科に補助金を出して、小児科の中に小さな部屋を作って、そこで子どもを預かるという“施設型”だったが、フローレンスは、熱を出した子どもの家にスタッフが行って保育するという訪問型の仕組みにした。ある時、厚労省がその取組みをヒアリングに来たが、その後、訪問型の仕組みが厚労省の政策となり全国規模に発展した。社会的課題を民間で、全国規模で展開していくのは困難だが、地域で成功モデルを作って、それを国に真似してもらえば、国が全国に広めることが出来ると考えるようになったそうだ。
❤ 同様に、待機児童に関わる課題は、まず、都市部に待機児童の8割が集中しているという状況にも関わらず、保育園、認可保育園の許認可基準は子ども20人以上とされている。しかし大規模な保育園は都市部では作りにくい。その問題を解決するために3LDKのマンションや一軒家を改造して保育園にし、定員9名から12名の小さな保育園を作った。これを「空き家」を保育園として活用する試みとして「マイクロ保育園」を提唱したところ、国の政策にも「小規模保育」の創設という形で反映された。
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!
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◎認定NPO法人フローレンス コーポレートサイト
https://florence.or.jp/
◎「新しいあたりまえを、すべての親子に。」
https://youtu.be/_lHieufaD64?si=2APEM7_aP8f27B_u
◎事業(解決したい課題)
https://florence.or.jp/solution/
◎フローレンス創業者 駒崎弘樹氏の公式サイト
https://www.komazaki.net/