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5千年もの歴史がある食材の未来を開き、海外の農家を支援



パラグアイ産ゴマ農家の課題をビジネスで解決する


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(91)

<株式会社わだまんサイエンス>
 2006年12月に設立され、京都市中京区に本社を置く、健康食品の製造・販売を行う会社で、主にごまの持つ健康効果に着目し、ごまを使った健康食品を開発・販売をしている資本金1000万円、従業員数約50名(パート・アルバイト含む)の食品販売業だ。

ごまの健康効果に着目し、栄養素を効率的に摂取できるよう、独自の製法で製造されています。ごまは、リグナンやビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれる、・金つきたてごま
・ごま若葉青汁・ごまサラダドレッシング・ごまクランチ・ごま生姜甘酒・ごま黒豆・ごまきな粉・ごま油・ごまペースト・ごまドレッシングなどを、直営のごま専門店やクレープ店のプロデュース、飲食店への提供やオンラインなどで販売している。

また、経営者”深堀勝謙”氏自身をゴマソムリエとしてプロデュースし、ごま共和国 代表国王、株式会社わだまんサイエンス 代表取締役、一般社団法人日本胡麻協会 理事長としてマスコミ対応のマーケティング素材として「自身」を売り出しているようだ。

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★ 創業者ご本人は製薬会社のサラリーマンで、大阪の創業明治16年の老舗胡麻商”和田萬商店(現、株式会社和田萬)から「収穫した後の胡麻の葉を捨てるのはもったいないのでお茶にしたい」という依頼があり、会社は健康茶の開発を得意としていたので胡麻の葉茶つくったのが胡麻との出会いで、その時の和田萬商店の経営者であった和田大象氏との縁から、同氏を師匠と仰ぎ、その後独立したようだ。株式会社和田萬と株式会社わだまんサイエンスという会社名から想像するに、資本関係や役員などの関係性あるように思われるが、公開情報ではその詳細はわからない。

深堀 勝謙氏

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◆ 様々な取り組みを行う同社は、胡麻の輸入先であるパラグアイの農家の現状を憂慮したようだ。パラグアイでの胡麻の栽培は1989年頃に日本人の移住者によって始まり、世界的産地になったが、最大の白胡麻輸入国だった日本で、より安価なアフリカ産の胡麻が出回るようになると、輸出量が減ったパラグアイの小規模農家の収入が激減した。その改善が求められ、現地での焙煎技術の普及による現地での消費を促すとともに、輸出や国内富裕層向けの焙煎ゴマ市場を生み出すことで、ビジネスを通じた課題解決をめざし、JICA支援を得て、日本向けの輸入ビジネスの計画を立案し、胡麻のフェアトレード化を推し進めた。2022年同国産ゴマを使った高級品「ロベルトさんの炒った白ごま」が日本に初めて輸入された。

❤ さて、深堀勝謙氏の人生を変えた和田萬の和田大象氏だが、和田萬の経営から退かれたようで、現在は大阪市淀川区で和食の創作料理のお店「世沙弥」(呼称はせさみ = sesame=胡麻)という名称のお店を営んでいます。また、現代アート作品のコレクターでもあり 短歌や俳句も詠まれるようで、少し浮世離れされた芸術家気質で魅力的な方なのでしょう。

和食の創作料理のお店「世沙弥」
和食の創作料理のお店「世沙弥」

・・・たぶん・・・いや、知らんけどね
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社わだまんサイエンス コーポレートサイト
http://www.wadaman-s.com/
◎オンラインショップ
https://www.gomanavi.com/
◎[京都知新]ゴマソムリエ・深堀勝謙
https://www.mbs.jp/kyoto-chishin/tv/2021/02_14.shtml
◎一般社団法人 日本胡麻協会
http://www.wadaman-s.com/gomajapan/
◎株式会社和田萬
https://www.wadaman.com/
◎世沙弥 − 現代美術と創作料理、たましいを解放する空間
https://speaker-stack.com/2021/03/21/art_gourmet-2/

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