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たねを撒き・木をそだて・森をつくる~まちづくりで暮らしを豊かに



人のつながりを活かしながら、その土地固有の魅力を深掘りし、ブランド化する

★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(125)

<株式会社クオル>
 2005年に設立され、東京都渋谷区に本社を置き、エリアマネジメント※専門のコンサルティングを行い、イベント運営やコミュニティづくり、まちづくりコンサルティングなど、さまざまなまちづくり事業を実施、サポートする、資本金3000万円、従業員17名のエリアマネジメント専門まちづくり会社だ。

※エリアマネジメントとは「地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取組み」と定義され、例えば地域の防犯活動や緑化活動のように、それぞれの地域の環境の維持・向上などのため、そこに住んでいる方々が中心となって行われる活動や、商業・業務地で行われる地域活性化活動などを広く指す。

同社は、「エリアのコンサルティング」「エリアのプロデュース」「エリアサポート」が主とした事業で、 「エリアのコンサルティング」では、地域資源の調査・収支の計画・体制づくり・拠点づくりなど、エリアににぎわいを創出するための基本的な仕組みづくりを行う。 「エリアのプロデュース」では、イベント運営・Web、SNS、チラシ作成・PR活動・アンケートの実施、分析など、エリアににぎわいを継続させるための運営活動を行う。 「エリアサポート」では、エリアマネジメントに関する情報提供・人材育成・ネットワーク構築など、エリアマネジメントを推進するためのサポートをおこなっている。

開放的な緑地空間で映画の世界観を堪能できるフォトジェニックな無料野外シアターイベント 「品川オープンシアター」は、会場入り口から東京タワーに向かって伸びるレッドカーペットと広大な芝生の上に設置された巨大スクリーンが特徴的な無料の野外シアターイベントです。2016年9月を皮切りに、上映作品に合わせた空間演出が話題となり、これまでに累計約6万人以上が来場した人気イベントです。

同社では「エリアのコンサルティング」=”たねを蒔く”、 「エリアのプロデュース」=”木をそだてる”、 「エリアサポート」=”森をつくる” と表現している。
そして、【さまざまなバックグラウンドを持つ人々が、さまざまな出来事をきっかけに “まち” で出会い、繋がっていく。】、【「また会いたい」そう思える人と繋がれるまち...そして、目の前にいる街ゆく人々の未来の暮らしを、働きを、学びを、豊かにする。】ことが同社のミッションだ。

コロナ禍で失われた子どもたちのリアルな体験の機会を品川ハロウィンで復活!“また戻りたいまち”を目指して  「品川ハロウィン」は、品川駅港南口エリアに住む子どもたちが成長し、大きくなっても地元を「故郷」として愛着を持ってもらいたいという想いで品川港南地域の住民や企業など有志の手によって、2015年より始めたイベント。
テーマは「HAPPY」。子どもたちが「将来、また戻りたい」と思えるまちを目指して。
「品川ハロウィン2021」

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★ 創業者の栗原知己氏は、京都で生まれ愛媛県宇和島市で中学まで過ごし、牧師の息子として全国への転勤で23回の引っ越しで、色々な町を見てきたそうだ。大学卒業後は、アークヒルズをはじめとする先駆的なまちづくりの歴史を塗り替えてきた森ビルに就職し、「六本木ヒルズ」「愛宕グリーンヒルズ」「お台場ヴィーナスフォート」 など大規模複合施設の企画開発・運営を担当するなど、タウンマネジメントの仕事にどっぷりとはまり、学んだようだ。
街全体をマネジメントすることの面白さや、地域の住人や企業、周辺エリアを巻き込んで賑わいを作ることで街の価値が向上していくことを目の当たりにした体験から、2005年に森ビルを退職し、同社を設立してタウンデザイナーとして独立した。
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◆ 「向こう三軒両隣」という言葉があるように、昔は、相互扶助の仕組みが機能し、自治会や商店会…そしてお節介おばさんが居た。それらによって秩序があり、地域には暗黙のルールが成立していたが、現代では、高齢化、プライバシー問題とライフスタイルの変化によって、扶助で担える役割が大幅に縮小している。
既存の地縁組織を否定するのではなく、人のつながりを活かしながら、独自の目線でその土地固有の魅力を深掘りし、イベントと情報発信を施してブランド化する。その様な役目がタウンマネジメントの使命だとしている。
同社は、タウンマネジメントを、一過性のものではなく地域と一緒に継続するものとするために、導入から運営までを一貫して受託している。

コミュニティカフェやレンタルキッチン、コワーキング、多目的レンタルスペース等多様なファシリティを組み合わせたサービスを展開し、人をきっかけにまちの様々なモノやコトと出会える場所として、地域の居住者やワーカーなどまちに溢れる様々な人々を繋ぎ、更にはまちと地方をも繋ぐ新たな拠点となります。
「あの人のまちの モノ・コトに出会えるコワーキングカフェ」高円寺コミュニティ施設

❤ 栗原氏が少年時代を過ごした宇和島の、穏やかな風景、そして季節ごとに行われる地域をあげてのお祭り。実家の教会でのコミュニティづくりの経験。それらの原風景が、まちづくりの原点なのだろう。

さて、同社の公式ページをみると全社員の詳しい情報が公開されている。社員自身のプロフィールととも”好きなまち”とその理由が公開され、自身にハッシュタグ付けをしている。 
・・・こんな会社・スタッフで、ベタなタウンデザイン・・・泣いたり笑ったり楽しいだろうなぁ~ ドキュン!
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社クオル コーポレートサイト
https://quol.jp/
◎「あの人のまちの モノ・コトに出会えるコワーキングカフェ」
https://erimane.com/news-koenji-community-vol1/
◎まちづくりでくらしを豊かに
https://www.wantedly.com/companies/quol#_=_
◎まちを、エリアを楽しくするお役立ちメディア 「エリマネこ」
https://erimane.com/

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