新たなまちづくりを通して、脱炭素への取り組みと地方創生の新たなモデルを共創する
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愛媛県西条市で開業した 「脱炭素×地域再生」を目指す、日本初ゼロエネルギーホテル。
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★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ（１５９）
＜ITOMACHI HOTEL 0＞(いとまちホテルゼロ)
「ITOMACHI HOTEL 0」は、愛媛県西条市にある日本初のゼロエネルギーホテルで、再生可能エネルギー源によって自給自足のエネルギーを生成し、周囲の自然と調和するように設計されており、周囲の山々や川の素晴らしい景色を眺めることができる。 ホテルには、ホテルとヴィラという2つの主要なタイプの客室があり、客室はホテルのメインビルディング内に、ヴィラの客室はプライベートヴィラ内にあり、専用バルコニーと露天風呂が付いている。 また、レストラン、バー、スパ、フィットネスセンターなどのアメニティも充実しており、レストランでは、地元の食材を使った日本料理を提供している。
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建築、インテリア、アート、アメニティ、食事、Webなど、多くの要素を組み合わせて作られたこのホテルは、半導体製造関連事業を展開する株式会社アドバンテックが中心となり、サステナブル事業と位置づけて、新しい街区「いとまち」のまちづくりを行い、同社の創業の地である地元愛媛県西条市の活性化を目指している。
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同社は、建築家の隈研吾氏と共に「糸プロジェクト」を始動し、2020年に西条市で新たな街区「いとまち」を開業した。商業ゾーンと住宅ゾーンから成るまちづくりが進められ、同年には商業施設”いとまちマルシェ”が開業し、2023年5月に日本初のゼロエネルギーホテル「ITOMACHI HOTEL 0」がオープンした。 このホテルは、運営における実質的な電力消費ゼロを実現し、滞在を通じてエネルギーと向き合うことができ、また、「食」、「アート」、「客室備品」、「アメニティ」からは、愛媛や西条の魅力を再発見できるとしている。
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★ 街区「いとまち」は、東京大学の隈研吾研究室がマスタープランを設計し、戸建て住宅が集まる住宅ゾーンと、ホテルやマルシェなどがある商業ゾーンで構成されている。また、マイクログリッド※が確立されており、災害発生時には3日間で800名分の非常用電源、水、食を提供できる防災拠点としての機能も備えている。さらに、「いとまち」は、再生可能エネルギーを活用した地産地消のエネルギーと、「RE100」に向けた取り組みを行い、持続可能な社会を実現するための新たな地方創生の形を作り出している。
※マイクログリッドとは、エネルギー供給源と消費施設を一定の範囲でまとめて、エネルギーを地産地消する仕組み。
※RE100とは、「Renewable Energy 100%（再生可能エネルギー100％）」の略で、事業活動に必要なエネルギーを100％再生可能エネルギーで調達することを目標とする取り組み。
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◆ アドバンテックは、1995年に愛媛県西条の築40年の六畳一間から始まり、現在では中国、インド、アメリカなど海外に9拠点を持つグローバル企業に成長した。創業以来、半導体関連事業を中心に発展してきたが、再生可能エネルギーの拠点を全国に構築するサステナブル事業にも取り組んできた。拠点開発に地方を巡る中で「人がいない」「何もない」「活気がない」という日本の地方都市の厳しい現実を目の当たりにした。振り返ると創業の地である西条も例外ではなかった。そこで、西条のまちを見下ろした石鎚山から、活用されていない土地を見つけ、エネルギーをテーマにしたまちづくりを始めることを決断した。このまちづくりで、人々の賑わいや活気を生み出し、脱炭素社会の実現に寄与しながら、地方の活性化にもつなげることを目指している。
❤ まちづくりは一般的に10年、20年かかると言われているが、街区「いとまち」も「ITOMACHI HOTEL 0」もまだ始まったばかりで、まだまだ多くの課題があるが、一つ一つ解決しながら、脱炭素への取り組みと地方創生の新たな形を成功させ、西条の豊かな未来を作り上げるとともに、この「いとまち」をモデルに、他の地方都市の課題解決にも役立てたいという未来を描いている。
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう！
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◎ITOMACHI HOTEL 0 コーポレートサイト
https://itomachihotel-0.com/
◎糸プロジェクト
https://ito-pj.co.jp/
◎アドバンテック コーポレートサイト(サステナブル事業)
https://www.advantec-japan.co.jp/business/environment/
◎ゼロエネルギーホテルって?!「愛媛のニュース」(あいテレビ)
https://youtu.be/_bYUOOEF7zk?si=lZVjFOgPK1kRWYwZ
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