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疑問や驚きが活動の源泉~未来のエネルギーを創造



地域で循環させることができる環境に優しいエネルギーは、地球の未来のためになる事業だと確信


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(48)

<熊本いいくに県民発電所株式会社・自然と未来リーゼル事業部>
 2014年に設立された太陽光発電所で、県民の小口ファンドおよび企業の私募債、金融機関からの借入により建設資金を調達し、発電した電力を売電し小口ファンと及び私募債への配当還元償還および金融機関への返済を行う県民発電所として発足した。基本的に株式会社組織形態を取っているが役員のみで従業員は存在しない。2021年に廃油からディーゼル燃料を生成する「自然と未来株式会社」と事業統合をした。

事業統合前の「自然と未来株式会社」の取り組みがサスティナビリティの肝だ。同社は2014年に「地域循環環境エネルギー普及事業」として創業した。
植物性の廃食油を原料にして、独自の精製システムから生まれた軽油代替燃料ReESEL(リーゼル:Recyle Ester Diesel Fuel)は、高純度99.9%を誇り、CO2排出がゼロカウントで、有害物質の排出も抑えた環境にも健康にも優しいエネルギー。ディーゼルエンジンを搭載する車両、建設重機に利用可能で、成分純度の高さから従来のBDFによるトラブル※の報告は無い。また製造物賠償責任保険を付けた上で販売している。

軽油代替燃料ReESEL(リーゼル:Recyle Ester Diesel Fuel)

※従来のBDF(バイオディーゼル燃料)の問題点:バイオディーゼルは時間の経過とともに酸化劣化し、 配管やエンジンに堆積物が形成され、操作性能が低下。 蓄積が進行すると燃料装置が腐食したり、ポンプやインジェクタにデポジットが付着したりする可能性がある。

地元スーパー、各市町村庁舎、学校等に廃食油を回収する「油田スポット」を設置し、地域の協力を得ながら定期的に回収するしくみを構築。2019年10月現在の油田スポットは約30カ所、回収事業所は750カ所以上にのぼる。

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★創業者が車の排気ガスから天ぷら油の匂いがすることに驚いたことがバイオディーゼル燃料との出会い。熊本県立大学の教授の協力を得ながら研究をすすめ、地域で循環できる環境にやさしいエネルギーは地球の未来のためになる事業だと確信し創業した。廃食用油から高品質の軽油代替燃料を生産、新しい循環型で生活及び環境課題の解決ができる未来のエネルギーを創造したと言えるだろう。
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◆ 創業者の星子桜文さんは事業統合した「熊本いいくに県民発電所株式会社」の役員には含まれていない、何があったのかは分からないが ご本人は2016年に株式会社スター・フローレスという環境コンサルティング企業を創業している。たぶん次なるターゲットを見つけ次に進んでいるのだろう。現在はナノファイバー技術を、油等で汚染された海や川、生活や工業用の排水の浄化に、住宅の断熱材や車の吸音材として、あるいは砂漠化した土地での植物の栽培などへと利活用するコンサルティング事業を行っているようだ。 星野さんは令和4年度に内閣府の男女共同参画局主催の「女性のチャレンジ賞」を受賞した。

❤ 間違いなく超弩級の社会起業家だね
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎自然と未来リーゼル事業部 コーポレートサイト
https://1192power.net/biz/social-energy.php

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