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すべての「人」の可能性が最大に拡がる社会の仕組みを築く



日本の成長の源泉である”こどもたち”への教育支援を、福祉視点からグローバル人材育成まで

★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(116)

<株式会社LITALICO>
 2005年に宮城県仙台市で創業、2013年に東京都目黒区に本社を移転。障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業等、障害福祉領域において複数の事業を展開し、全国に293箇所の事業拠点を持つ。資本金約4億6千万円、従業員数4137名(グループ総計)、東京証券取引所プライム市場上場の教育福祉ベンチャーだ。

事業内容は、障害者雇用の促進や定着を目的とした就労移行支援や相談支援を行う 就労支援サービス「LITALICOワークス」、発達障害のある子どもたちに対して、療育や学習支援を提供する 学習教室「LITALICOジュニア」、プログラミングやロボット制作などのITスキルを学べる教室の IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」、障害者雇用に積極的な企業と障害のある方をマッチングさせる 障害のある方の就職・転職支援サービス「LITALICOキャリア」、発達障害に関する情報や相談窓口を紹介する 発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」を運営している。

IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」

同社の社名の由来は日本語の「利他」と「利己」を組み合わせた造語で、社会の幸せと自身の幸せをつなげる関係性を築くことで、利他と利己の両方を実現する意味が込められている。
同社のビジョンである「障害のない社会をつくる」ために、社会のための人でなく、「人」のための社会をつくること。「人」が中心の新しい社会をデザインし、すべての「人」の可能性が最大に拡がる社会の仕組みを築く。というミションを実践している。

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★ 創業者の佐藤崇弘氏は、県立宮城大学在学中に知的障害者施設「ふれあい福祉会」を設立。さらに5カ所の高齢者用グループホームを立ち上げ、大学4年の1月から長野県の任期付きの幹部職員となり、社会部コモンズ福祉課の福祉幹として、障害者の遠隔地アウトソーシング就労事業を始め、2005年9月に長野県職員を退職し、学生時代の後輩とともに起業した。
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◆ 起業後は、2008年に「LITALICOワークス」を開始し、2011年に「LITALICOジュニア」、2014年に「LITALICOワンダー」を開始。2015年に社内研究機関である「LITALICO研究所」を開設し、現在の事業基盤を築き上げ、翌2016年に東京証券取引所マザーズに上場した。
現在同社の代表取締役会長である長谷川氏は、1985年生まれで2008年に大学卒業後同社に新卒で入社し、なんと!翌年の8月に代表取締役社長に就任している。また、現社長は株式会社リクルートの執行役員を経て2022年に副社長として入社後翌2023年4月に社長に就任するなど、とんでもないスピード感で事業運営がなされているようだ。

❤ 驚くほどのスピード感覚を持つ創業者の佐藤崇弘氏に興味津々だが、現在同社の役員に名はないが、約7%を所有する大株主として関わっているようだ。
さて、佐藤氏は現在、未来を創るグローバルな日本人を育てる学校 Capital Tokyo International Schoolを設立し、小・中学部を開校している。2024年4月には幼稚園部も開園する予定だ。きっかけは、長男の小学校入学で、「1人の先生が見る子どもの多さに衝撃を受けたのです。大人に置き換えてみると、1人の上司が40人近くの部下を直接育てる会社なんて見たことがありません。その違和感が起点でした」と語っている。既存の公教育にはない「理想の学び」を実現するために、行きついた答えが、インターナショナルスクールだったそうだ。

日本の成長の源泉である”こどもたち”への教育支援を、福祉視点からグローバル人材育成まで見据え実践するその姿は尊い。

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社LITALICO コーポレートサイト
https://litalico.co.jp/
◎世界を見据えて日本人を育てる新たなインターナショナルスクール
https://president.jp/articles/-/70204
◎雇用課題
https://litalico.co.jp/vision/employment/
◎教育課題
https://litalico.co.jp/vision/education/

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